サービス事例 / 2018年8月5日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

【トヨタ・ハイラックスサーフ・RZN185】ブレーキパッド交換

【トヨタ ハイラックス サーフ メンテナンス商品 パーツ取付 > ブレーキ関係取付】
2018年8月5日

本日は、トヨタ・サーフのブレーキパッド交換をご紹介します。

車検でお預かりしている車両ですが、パッドの残溝が少ないため新品に交換させて頂きました。

こうして覗き込んで見ても残り溝はとても視認しづらいですが、

こうして分解して新品と並べてみると、その差は一目瞭然です。

残り3〜4ミリといったところでしょうか?新品から約1/3まですり減っている状態です。

ブレーキパッドの構造は、主に裏板と摩擦材から成り立ちますが、その摩擦材は母材、断熱層、接着層という層で形成されていてそれぞれの役割を果たしています。

それぞれの層で役割があるので、パッドの残量が減ってしまうと本来の制動力を発揮できなくなります。特に残溝が半分を切ってくると急激に磨耗の進行が早くなります。

つまり、あと半分残っているから今までの倍くらいは走れる、という考え方は危険です!

残量が半分になったら交換を視野にいれて、1/3になったら早めに交換してあげる、というのが理想的かと思います。

ちなみにこの車種、4ポットという少し珍しい、強力なブレーキシステムが採用されています。サーフのような車重のある大型車や高級車、スポーツカーなど強力な制動力が必要な車種によく採用されています。

 

ブレーキは非常に重要な保安部品の一つです。日頃から点検を怠らないことが大切ですが、このサーフのように設備なしでは残量の目視が難しい場合もあります。

当店ではもちろん無料で点検を行いますので、お気軽にご相談ください!

カテゴリ:メンテナンス 

担当者:西中

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