SL55 AMG
SL55 AMG(R230)
5代目 R230型SLのトップモデルです(前期型)。後期モデルはSL63とSL65。
前期は丸目4灯。後期は角目2灯です。
タイヤサイズは
255/35R19、285/30R19の前後異形サイズです。W219のCLS55も同じサイズです。
通常グレードは
255/40R18、285/35R18。レアサイズです。
タイヤはもちろん、ポテンザS001。500馬力以上のハイパワーを受け止めるのは、
ポテンザしかありません。アクセルをぐいぐい開けたくなるタイヤ。それがポテンザ。
路面の凹凸がハンドルにしっかり伝わり、路面の状況が手に取るように分かる…。
クルマとドライバーが一心同体になるタイヤ。それがポテンザです。
SLクラスは2シーターオープンスポーツの最高峰に位置づけられ、下位にはSLKクラスが存在。5
代目(R230)はEクラスのプラットホームをベースとしています。
「SL」はドイツ語で軽量スポーツカーを意味する
「Sport Leicht (シュポルト・ライヒト)」の頭文字に由来。
初代は1952年にル・マン24時間耐久レースを制覇した「300SL」(W194)をベースに、
ライトウェイトのクーペまたはカブリオレとして発展。
しかし、2代目(W113)より高級車としての性格を強め、
ラグジュアリー性や快適性を重視するコンセプトが現在に至るまで貫かれています。
4代目(R129)まではソフトトップを採用し、
その上から装着するハードトップをオプションで販売していましたが、
その重さや大きさゆえに脱着は容易にできないものでした。
しかし、5代目(R230)よりSLKクラスにも搭載されている「バリオルーフ」
(電動格納式ハードトップ)を備え、クーペカブリオレとなりました。
現在、メルセデス・ベンツが販売する車種の中で最も長い歴史を持っています。
また、「SL55 AMG」が2001年・2002年シーズン、
「SL63AMG」が2008年・2009年シーズンのF1セーフティカーを担当。