車検整備事例 トヨタ/アルファード/AGH30
初回車検でご入庫いただいたアルファード。
走行距離も少なく、外装・内装ともに非常にきれいな車両です。
ブレーキや足回りなど、通常の点検項目では特に問題もなく、「これはスムーズに車検完了かな」と思っていたのですが、
意外なところで引っかかりました。メーター内にヘッドランプシステムのエラー表示
点検中、メーター内に「ヘッドランプシステム故障/販売店で点検してください」
というエラーメッセージが表示されているのを確認。
ヘッドライト自体は点灯しており、見た目や操作感では特に違和感はありません。
しかしこの表示、実はこの状態のままでは車検に通りません。
理由は大きく2つあります。
・ヘッドライトは保安部品であること・現在は OBD検査 が本格的に始まっていること
最近の車は、車両の各システムがコンピューターで管理されています。
そのため「実際には動いている」「走行に支障がない」という状態でも、
コンピューター上で異常が検出されていればNG
メーター内の警告表示や故障コードは、
OBD検査の対象となり、車検では確実にチェックされます。
そもそも、メーター内にエラー表示がある時点でNGですけど
今回はこのヘッドライトシステムのエラーがあるため、
修理せずに車検を通すことはできません。
ヘッドライトシステムを点検し、原因を特定した上で修理を実施。
修理後はメーター内のエラーメッセージも消え、
警告表示は出なくなりました。
結果は問題なくクリアし、無事に車検合格 となりました。
見た目では分かりにくい不具合でも、現在の車検では「コンピューター上の状態」が非常に重要です。
今回のように初回車検・走行距離が少ない・普段は特に不具合を感じない
こうした条件でも、警告灯やエラーメッセージが出ていれば車検は通りません。
特にヘッドライト・先進安全装備このあたりは、OBD検査の影響を強く受けるポイントです。
車検直前になって慌てないためにも、メーター内に気になる表示が出ている場合は、
早めの点検・ご相談をおすすめします。
初回車検でも、低走行でも、「表示が出ていたら一度チェック」
これが今の車検の基本になっています。
担当:中村




