本日はトヨタ・カローラフィールダーのタイヤ交換作業をご紹介いたします。

 

 

 

交換する前のタイヤの状態です。まだ使えそう、と思われるかたが多いかもしれませんが、実はここまですり減ったタイヤは交換時期です。

 

 

現状の残溝は平均3.3ｍｍで、肩部分の擦り減りも目立ちます。法的には、残溝1.6ｍｍまでは公道走行可能です。しかし、安全面を考えると、残溝４ｍｍを切った時点で交換を検討したほうが良いです。その理由は、雨天時のブレーキの効き方に差が出てくるのが、残溝４ｍｍ以下だからです。実際に、捨てられている廃タイヤを調べてみると、一番多いのは残り溝３~４ｍｍのタイヤです。

 

 

ちなみにこのタイヤ、ブリヂストンのEP25という新車装着タイヤです。

実はこのタイヤ、なかなか性能の良いタイヤです。新車についているタイヤというのは、その車の性能をしっかりと発揮できるものでないといけません。例えば燃費性能や操縦安静性、ブレーキの効きなどにおいて、車両のポテンシャルに応えられるようメーカーも考えてタイヤを選んでいるのです。

 

 

今回取り付けるのはこちら、ブリヂストンのエコピアNH100Cというタイヤです。

末尾のCは、コンパクトカーのことを意味しています。コンパクトカーのための専用設計タイヤなので、軽コン特有の肩減りも軽減されることが期待できます。

NH100は性能としては新車付けタイヤとほぼ同水準のものです。特徴としては、耐摩耗性能に優れていること、また、雨天時のブレーキ性能に優れていること、加えて、摩耗しても雨天時の性能が低下しにくいというところがあります。

タイヤに求められる安全性能を基本的に押さえているので、きっと満足して頂けるのではないかと思います。

 

お客様、本日はご利用ありがとうございました！

次は慣らし走行後の点検で、お待ちしております！

 

 

カテゴリ：タイヤ　

担当者：西中