サービス事例 / 2017年7月23日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

【ホンダ ヴェゼルRS】 ウェッズスポーツSA-20Rお取り付け

【ホンダ ヴェゼルハイブリッド ホイール タイヤ・ホイール関連 > タイヤ・ホイール交換】
2017年7月23日

本日M様のホンダ ヴェゼルRSにウェッズスポーツSA-20Rを、お取り付けさせて頂きました。

18×7.5J 5/114 45

色はWBC(ウォースブラッククリア)

ボディーカラーのブルーとマッチしてますね(^_^)v

ナットもホンダは専用ナットなので、交換が必要なんですが、今回はホイールに合わせ、黒いナットがご希望という事だったので、KYO-EIのレデューラレーシングを取付けました。(もちろんロック付き)

鋳造と鍛造

一般的に鋳造成型のメリットは、高熱で溶かしたアルミ合金などを鋳型に流し込み、ホイール全体を一体成型するためディスク面のデザイン的自由度が高く、また、容易に大量生産ができるので価格を低く抑えられます。その反面技術的な側面から、薄肉成型がしづらいため軽量化には限界があります。
また、鋳造で成型されたアルミ組織はムラが多く粒子の結びつきも弱いため、強度的に強いとはいえませんでした。

一方鍛造ホイールは、アルミ素材や合金の塊を高圧プレス機にかけて成型します。
その結果、アルミ粒子がホイールの形状に沿って伸び固められるので強さが生まれます(鍛流線:メタルフロー)。
さらに鍛造ホイールはその製法の性質上、軽量に仕上げることができるのです。一見良いことずくめのような鍛造ですが「デザイン的自由度があまり高くない」という決定的な弱点があります。先ほど述べたように、鍛造はプレス機によって“押し潰して”成型するので、いわゆる回り込むような形状や重なり合う形状が一般的に不可能とされるのです。
また鍛造はいくつもの製造工程を経るのでコストがかかってしまうというデメリットも生まれてしまいます。

弱点を補う「第三の製法」が誕生

AMFでは、まずディスク面とその後形作られるリム部分を鋳造します。そして鋳出されたディスク=リム素材をホイール専用スピニング加工機にかけ、リムの圧延処理を行います。

スピニングマシンローラーアーム図解
 

①鋳造

 

②スピニング

 

③スピニング後

 
  フローフォーミング独特の形状にて、鋳造します。
ほぼ商品の形状で鋳造される一般的なものと違い、フローフォーミングでは引き伸ばせるような形状で鋳造します。
  専用のスピニングマシンを使いリムを伸ばします。バーナーで本体を熱しながらリムをローラーを使用して伸ばします。   スピニング後に、加工+塗装をして商品になります。

ウェッズHPより

 

カテゴリ:ホイール 

担当者:伊賀

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