サービス事例 / 2012年10月5日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

HOW TO アライメント!?

2012年10月5日

今回はアライメント調整ってなぁに?のコーナーです!

アライメント調整とは自動車のホイールの整列具合のことで、サスペンションやステアリングのシステムを構成するそれぞれの部品が、どのような角度関係で自動車に取り付けられているか、測定・調整する作業の事です。

と説明してもピンと来ないかもしれないので今回は実際に、当店の西荻号(ハイゼット)を

使ってアライメントを実践してみました!

まずは左の画像ですが、車を直進させようとすると、こんなにハンドルを右にしないと真っ直ぐ走りません・・・真っ直ぐ走らないだけでは無く、フラフラして安定性に欠けるし、前輪のタイヤが偏摩耗(片べり)していました。

次に二番目の画像、実際にアライメント測定を実行したら、ハンドルを真っ直ぐの状態にして、トゥ角度が(人間で言うと足が内股か外股かみたいなものです)左前輪が0.7mm外に向いていて、右前輪が3.4mm内側に向いています、これだとハンドルを真っ直ぐにして走っても車両が左に走っていきます、なので左の画像の様な、ハンドルの位置なんですね(^ー^;)

車が左に行こうとするのを無理やりハンドルを右に向けて直進させてたわけです。

なのでフラフラするしタイヤも編摩耗するんですね・・・いままでゴメン西荻号・・・

そこで今度はアライメント調整です!今回の西荻号は前輪のトゥ調整のみできます。お車によっては後ろのトゥ調整・キャンバー調整・キャスター調整・等など車種により調整箇所が異なります。(詳細は後日説明致します)

左から3枚目の画像ですが、ハンドルを真っ直ぐにした状態で、トゥ調整をして数値が0mmになっているのがお分かりになるでしょうか?前輪のタイヤが内股でも外股でもなく2輪共、真っ直ぐに向いています!これでアライメント調整は終了です。

画像一番右がアライメント調整後です。

ハンドル真っ直ぐで車両が真っ直ぐ走ります!!(真っ直ぐ走るのは当たり前ですが、調整後はいつも感動します)走行中のフラフラ感も無くいい感じです、これでタイヤの編摩耗も防げるでしょう。

アライメントが狂った車両を運転すると、特に長距離だと知らないうちにストレスが溜まるようです。

※右の画像はハンドルが少し左に傾いているように見えますが実際は真っ直ぐです。

担当者:山本

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