【トヨタ・マークX・GRX130】アライメント調整
【トヨタ マークX その他 タイヤ・ホイール関連 > 4輪トータルアライメント調整】
2019年12月13日
本日は、トヨタ・マークXのアライメント調整をご紹介致します。
事故により足回りの部品を交換したとのことで作業をお任せ頂きました。
アライメントピットにてホイールにセンサーを取り付け、測定をはじめていきます。
下廻りを調べると、真新しいタイロッドがついていました。
タイロッドは、ハンドルと連動して前輪タイヤの向きを変える部品です。
アライメントに直接影響する部品なので、ここを交換したのであればアライメント調整はほぼ必須といってもいいでしょう。
こちらが測定結果です。やはりフロントのトー、つまりタイヤの向きが大きくズレていました。
左右とも内側を向いており、これをトーインといいます。
タイヤの外側の偏摩耗の原因となり、走行時は直進安定性を損ねる傾向があります。
ただし、トーインはハンドルの応答性が良くなるという側面もあり、例えばスポーツカーなどは若干のトーインが基準となっている場合もあります。
マークXは、前後のトーの調整が可能な車種です。
後輪側に大きなズレは見られませんでしたが、折角なので微調整しました。
トー、キャンバー、キャスター全てが基準値内の数値となりました。
足回りを交換した際は当然ですが、実は走行を重ねるだけでもアライメントは少しずつズレていきます。
走行性能やタイヤの持ちに関わる部分ですので、一度もアライメント調整を試したことがないかたは是非ともご検討頂ければと思います。
カテゴリ:アライメント
担当者:西中