”リジカラ”ってご存知(゚∀゚)??
どうも、タイヤ館手稲店”愛車への愛はメンテナンスから( *´艸`)”推進委員長かけるです。
”ワコーズ レックス”に続いて、以前”コクピット白樺”にいた時、僕が販売・取付けして
「これはいいもんだ!!」
と思ったものをご紹介いたします。
Spoon Rigidcollar(スプーン リジカラ)
皆様、この商品聞いたことあるでしょうか??
商品の形は取り付ける場所により色々あるんですが、こんな感じ⇩
で、このリジカラなんですがどういう商品かと言いますと、愛車の足回り、これって車体に直接取付けてある部分と、”サブメンバー”と呼ばれる別体のフレームに取り付けてある部分があります。そのサブメンバーを取付ているボルト穴の隙間って無い方がいいんじゃない??って話です。
⇩まずはこちらをお読みください⇩
すべての量産車は製造ライン上を流れながら組み立てられています。
組み立てには高い生産性が求められ数秒の遅れも許されません。
エンジンを載せたサブフレームは油圧リフトで押し上げられ振動しながら流れてくるボディに組まれます。ここでの組み立て時間は数秒しかありません。
揺れ、振動する重い主要部を瞬時に確実に組む、そのために世界中のカーメーカーはボディとサブフレームを締結するボルト穴をボルトに対して大きく開口させ、組み立てやすくすることで量産性を高めているのです。
ボディ単体での剛性は近年ますます向上していますが、ボルトとボルト穴の隙間はこれら要因により見逃されてきました。この隙間がクルマの低級振動を生み、クルマ全体での剛性を下げる主原因のひとつなのです。
上の図のオレンジの部分をどうにかしようぜって話なんですが、単純に隙間を埋めるって言うのも難しい。
そこで、リジカラです。
リジカラはアルミ調質材の特殊形状の小さなパーツで、ボディとサブフレームの間の締結部に挟み込みます。
リジカラをセットしボルトを締め込んでいくと、カラーのテーパー外周部はボディやサブフレームに押され変形しながら、徐々に外側の隙間を埋めていきます(イノベーション①)。また、カラー内側に設定した0.2mmのクリアランスは狭窄現象によりゼロに(イノベーション②)。
さらにボルトを規定トルクで締め込むと、フランジ部分はボディとサブフレーム間で圧延されながら面ズレの隙間を埋めていきます(イノベーション③)。
あらゆる隙間とクリアランスが無くなり、ボディとサブフレームは強固に完全締結されるのです。
このトリプル効果でクルマは剛体化し、本来持っているクルマの剛性が引き出されます。
リジカラの装着でねじり剛性値は5~6,000Nm/deg程度向上します。
*Nm/degとは、ねじり剛性値の単位。
量産車の剛性値は10,000~25,000程度が一般的な値。
⇧ここまで、ホームページより抜粋⇧
僕なりにかみ砕いて簡単にお伝えすると
フレームよりも柔らかい治具を挟み込むことでサブフレームの位置修正をすると同時に、お互いがかみ合って車体⇔サブフレーム間のズレ(動き)を抑制すると言う事です。
伝わってるでしょうか、もっと簡単にいうと車体とサブフレームの間を溶接以外の方法でずれないようにする商品です。
ここで間違わないでいただきたいのは、競技車両(ジムカーナやドリフト)などに良く使うブッシュの動きを抑制するパーツではない(パイナップルなど)ってこと。
むしろ、余計な動きが無くなることと周囲の剛性が上がることにより、ブッシュの動きは良くなります。
メーカーが上げている効果には(以下メーカーホームページより)
リジカラを装着することにより、日常のドライビングシーンが激変します。
※装着する車種や個体により効果は若干異なり、感じ方にも個人差があります。
- エンジン始動時の不快なプルプル感(揺動)が減ります。
- 振動が軽減されアイドリング状態での静粛性が増します。
- 直進安定性が向上しステアリングの修整舵が減ります。
- 路面からの突き上げがドンからトンに緩和されます。
- 滑らかな走行感とロール感が自然に。ドライブの疲労が軽減されます。
リジカラを装着されたお客様の声(一部メーカーホームページより)
担当:かける