サービス事例 / 2020年2月24日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

アウトバック 「アライメント調整」

【スバル アウトバック タイヤ タイヤ・ホイール関連 > 4輪トータルアライメント調整】
2020年2月24日

 

愛知県北名古屋市のタイヤ館師勝、スタッフの岡島です。

 

 

 

アライメントの紹介・お話は何度もさせていただいていますので

 

リヤに多い調整機構のお話でも!

 

 

 

 

というわけで

 

今回は、スバル・アウトバックのアライメント調整を担当しました!

 

 

アウトバックはスバルのSUVともいえるし、ステーションワゴンともいえる

なんとも贅沢な車ですよね。

 

荷物も乗りますし、アイポイントも高くて、乗り降りもしやすいのが◎!

 

 

そんなアウトバックの、アライメントを測定・調整していきます!

 

 

 

 

 

 

まずはいつもの、センサー取付とアライメント測定作業です

 

 

 

センサーを4輪すべてに取付、ランナウト補正とキャスタースイング測定を行います。

 

測定が終われば、後ろ→前の順番で調整していきます。

 

 

 

 

 

 

後ろ側の調整箇所は 「偏心カム」 方式

 

 

 

偏心カムとはいったいどのような調整機構か。。。

 

 

 

サスペンションアームの車体・ブレーキ側どちらかの根元についているのですが

 

このカムを「まわす」と、支点の中心がズレることにより、繋がっているアームが

 

押されたり引っ張られたりすることにより、タイヤホイールの角度が変わります!

 

 

 

 

フロントトーではメジャーな調整機構、バーを伸ばす方式のタイロッドとは違い

 

サスペンションアームの一部になるアーム自体の成形自由度が高い反面、

 

大きな角度はつけられないデメリットもありますが

 

フロントキャスター・フロントキャンバー・リヤキャンバー・リヤトーなど

 

様々な調整機構で使われるメジャーな調整方式です。

 

 

 

というかほとんどがコレです ( ・∀・)

 

 

 

 

 

 

フロントは、タイロッドの長さを調整

 

 

国産車・輸入車問わず、フロントはほとんどこれです。

 

外車でも、調整側のアームの固定方式が違うぐらいですね!

 

 

 

 

 

 

 

調整が終わった後は。。。

 

 

 

調整して、数値化した角度を整えたら終わり。。。

 

 

 

ではなく、最後に再度測定します!

 

 

動かしてあげて、車体やサスペンションのストレスが取れた状態の角度に

 

ズレがないかのチェックですね。

 

この測定で、調整したところに角度のズレが発生する場合は再度調整します。

 

 

 

 

こうして、なんどか調整→測定を繰り返し落ち着いたら完了です!(`・ω・´)

 

 

 

偏心カムはありふれたスタンダードな調整機構ですが

 

調整前のデータが2度以上の数値が表示されると

 

 

「この角度は、メーカー指定基準値まで戻ってくるのか・・・?」

 

 

と、ガクガク((;´Д`)))ブルブル 不安になります。

 

 

 

もちろん、ダメな場合はその時点でお客様に報告と、調整についての相談を

させていただいておりますのでご安心を。( ´ω`)ノ

 

 

カテゴリ:アライメント関連 

担当者:岡島