サービス事例 / 2020年2月23日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

ルーミー 「タイヤパンク内面修理」

2020年2月23日

 

愛知県北名古屋市のタイヤ館師勝(しかつ)です!

 

いつものスタッフ岡島です!( ・∀・)ノ

 

 

 

 

車を運転するうえで、つきものなのが「タイヤのパンク」

 

 

 

「全然パンクしないよ!」 「一度もパンクしたことない」

 

という方がいれば

 

「またパンクした」 「もう〇度目だよ・・・」

 

という方もいらっしゃいます。

 

 

 

 

当店でのパンク点検時の、パンク原因第一は 「異物刺さり

 

 

一般的にもパンクと言われればコレ!という認識ではないでしょうか?

 

そうです、ねじや釘などの鋭利なものがタイヤに刺さってしまい

エアー漏れがしている状態です。自転車でもありますね!

 

 

 

・刺さっている異物の角度が鋭利じゃない(かなり斜めに入っている)

 

・空気圧が極端に低い状態で走ってしまった

 

・異物が大きすぎる & ホイールの内部に干渉している

 

 

などに該当しなければ、パンク修理は可能です!

 

 

修理は2通り。外面修理と内面修理です!

 

 

 

 

今回は、そのうちの「内面修理」方法を紹介!

 

 

 

 

もうすでに刺さっているものが見えると思います。

 

その正体は。。。

 

 

 

 

スクリューねじです(´・ω・`)

 

 

 

異物刺さり一番人気です。

 

 

前を走る車両のタイヤが巻き上げたものが、フロントタイヤに刺さる

 

フロントタイヤで巻き上げたねじが、リヤタイヤに刺さる

 

そして、タイヤの進行と異物の角度があってしまい、刺さってしまうことが多いようです。

 

 

 

 

では、タイヤ裏側から見てみましょう

 

 

 

あれ?貫通していない?

 

と、血眼になって探すと。。。ありました!

 

 

ねじの長さによっては、ガッツリ貫通するものもあれば

 

画像のように、先端だけがちょこんと出ているものもあります・・・(´・ω・`)

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ修理です!

 

 

ちなみに使う工具はこれでも一部です。。。

 

 

 

刺さっていたスクリューねじは、最初に抜いておき

 

ドリルでパンク穴を少し広げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

内面修理はパッチを用いた2パターン修理なので、パッチがあたる部分を馴らします

 

 

 

状況によって研磨機を使用しますが、手作業もします。

 

特に研磨機は当てすぎると、表面のゴムが削れ過ぎてしまい中のコードが

露出してしまい強度が落ちてしまいますので、かなり慎重に行っています。

 

 

 

脱脂剤・溶剤で表面を溶かしてから、少しずつ表面をならしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ぬりぬりと加硫剤を塗布&乾燥

 

 

 

パッチのあたる部分のみ加硫剤を塗布して表面に馴染ませます。

 

内側のゴム表面とパッチを同化させるための重要な工程ですね!

 

 

 

 

 

 

 

加硫剤が乾いたら、パンク修理剤を投入!

 

 

 

内側からパンク穴に差し込み、外から引っ張り密着させます。

 

パッチは内側の表面にあたるので、ローラーで押し付けしっかり圧着させます。

 

 

 

 

 

 

パッチを圧着させたら、最終コート剤を塗布!

 

 

 

タイヤのゴムと同じ性能の液状ゴムコート剤を、最初にならした部分にぬりぬり。

 

これで、最初に削った表面の強度が戻ります。

 

 

 

 

あとはタイヤをホイールに組み込んで、内面修理は完了!

 

(´・ω・`)お疲れ様でした

 

 

外面修理も、いつか紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

パンク修理は、かなり気を遣う作業のひとつです。

 

タイヤは車を支える、乗る人を守ってくれる部品ですので

 

パンク修理が不十分だったり、再びエアー漏れが起きるのはもってのほかですね!

 

 

 

 

パンクの際は、ぜひ当店の点検をご利用ください!!(`・ω・´)ノシ

 

 

カテゴリ:タイヤ関連 メンテナンス関連 

担当者:岡島