ルーミー 「タイヤパンク内面修理」
愛知県北名古屋市のタイヤ館師勝(しかつ)です!
いつものスタッフ岡島です!( ・∀・)ノ
車を運転するうえで、つきものなのが「タイヤのパンク」
「全然パンクしないよ!」 「一度もパンクしたことない」
という方がいれば
「またパンクした」 「もう〇度目だよ・・・」
という方もいらっしゃいます。
当店でのパンク点検時の、パンク原因第一は 「異物刺さり」
一般的にもパンクと言われればコレ!という認識ではないでしょうか?
そうです、ねじや釘などの鋭利なものがタイヤに刺さってしまい
エアー漏れがしている状態です。自転車でもありますね!
・刺さっている異物の角度が鋭利じゃない(かなり斜めに入っている)
・空気圧が極端に低い状態で走ってしまった
・異物が大きすぎる & ホイールの内部に干渉している
などに該当しなければ、パンク修理は可能です!
修理は2通り。外面修理と内面修理です!
今回は、そのうちの「内面修理」方法を紹介!
もうすでに刺さっているものが見えると思います。
その正体は。。。
スクリューねじです(´・ω・`)
異物刺さり一番人気です。
前を走る車両のタイヤが巻き上げたものが、フロントタイヤに刺さる
フロントタイヤで巻き上げたねじが、リヤタイヤに刺さる
そして、タイヤの進行と異物の角度があってしまい、刺さってしまうことが多いようです。
では、タイヤ裏側から見てみましょう
あれ?貫通していない?
と、血眼になって探すと。。。ありました!
ねじの長さによっては、ガッツリ貫通するものもあれば
画像のように、先端だけがちょこんと出ているものもあります・・・(´・ω・`)
さぁ修理です!
ちなみに使う工具はこれでも一部です。。。
刺さっていたスクリューねじは、最初に抜いておき
ドリルでパンク穴を少し広げます。
内面修理はパッチを用いた2パターン修理なので、パッチがあたる部分を馴らします
状況によって研磨機を使用しますが、手作業もします。
特に研磨機は当てすぎると、表面のゴムが削れ過ぎてしまい中のコードが
露出してしまい強度が落ちてしまいますので、かなり慎重に行っています。
脱脂剤・溶剤で表面を溶かしてから、少しずつ表面をならしていきます。
ぬりぬりと加硫剤を塗布&乾燥
パッチのあたる部分のみ加硫剤を塗布して表面に馴染ませます。
内側のゴム表面とパッチを同化させるための重要な工程ですね!
加硫剤が乾いたら、パンク修理剤を投入!
内側からパンク穴に差し込み、外から引っ張り密着させます。
パッチは内側の表面にあたるので、ローラーで押し付けしっかり圧着させます。
パッチを圧着させたら、最終コート剤を塗布!
タイヤのゴムと同じ性能の液状ゴムコート剤を、最初にならした部分にぬりぬり。
これで、最初に削った表面の強度が戻ります。
あとはタイヤをホイールに組み込んで、内面修理は完了!
(´・ω・`)お疲れ様でした
外面修理も、いつか紹介したいと思います。
パンク修理は、かなり気を遣う作業のひとつです。
タイヤは車を支える、乗る人を守ってくれる部品ですので
パンク修理が不十分だったり、再びエアー漏れが起きるのはもってのほかですね!
パンクの際は、ぜひ当店の点検をご利用ください!!(`・ω・´)ノシ
担当者:岡島