パンク点検からの 「チューブレスバルブ交換」
愛知県北名古屋市のタイヤ館 師勝(しかつ) スタッフの岡島です。
タイヤショップだけに、タイヤに関しては交換だけでなく
タイヤが「パンク」してご来店いただく事も多く、中には
「パンクした!修理して!」と、いきなりご依頼いただく事も。。。
ですが当店ではいかなる状況でも、まず「パンク点検」をさせていただいております。
パンクもいろいろ。。。
ねじや釘などの異物刺さりは日常茶飯事ですが
刺さり方によっても、修理できない場合など、悩ましいケースももちろんのこと。
あと、タイヤ自体には問題がないのにエアー漏れを起こすケースもあります
それが今回の作業紹介、「チューブレスバルブの劣化と交換」です!
「チューブレスバルブとは何ぞや?」
チューブレスバルブは、ホイールについている「空気送入口」で
タイヤの空気圧を管理する、補充する部品です。 自転車などにもついてますね!
ホイールの種類などによるのですが、ほとんどのチューブレスバルブは
漏れ止めパッキンの性能の高いゴムで作られています。
絶えず外気にさらされる部分なので、対候性の高いゴムが使用されていますが
タイヤ・ホイールの振動を受けるため、永久的とはいかず寿命は数年。
経年劣化で、タイヤのゴムがひび割れを起こすように、チューブレスバルブも
年数が経つとひび割れを起こし、深くなればそこからエアー漏れを起こします。
このチューブレスバルブも、ゴムに限界が来ており
動かすと 「シューッ」 空気が漏れて、これがパンクの原因になっていたようです。
静止画で、漏れている状況を説明するのは難しいのですが
パンクチェック液を流すと、泡となって飛んでくるレベルで漏れています!
タイヤの中は高圧ですからね・・・(´・ω・`)
こうなってしまうと、もうこのチューブレスバルブに内圧を抑える機能は
なくなっていますので、交換です。
古くなって裂けてしまったものは、引っ張るだけでこの通り、真っ二つです
タイヤは2008年製だったので、バルブ自体も11年ほど頑張っていたようです。
寿命は、走行条件によって変動するのでいつ寿命が来るかはわかりませんが
安価な海外製バルブだと、5年ぐらいでエアー漏れを起こすケースもあります。。。
タイヤも1度交換すると3~4年使用する事がほとんどですから
チューブレスバルブはタイヤ交換ごとに交換したいですね!
先ほど、海外製チューブレスバルブの話をしましたが
当店では、太平洋工業製の製品(耐熱バルブコア入り)を使用しております! (`・ω・´)
担当者:岡島