サービス事例

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ダッジマグナム

2015年3月13日

2代目(2004年-2008年)ダッジマグナム

エンジンオイル交換いつもありがとうございます。

マグナム (Magnum) はクライスラー社の一部門である「ダッジ」が販売していた自動車です。

マグナムの名を持つモデルは2種類存在。 初代は1978年から1年間だけチャージャーの後継モデルとして生産された2ドアハードトップで、2代目は2004年から生産されたステーションワゴン。

スタイルが大きくかけ離れた両者ですが、どちらにも共通していることはチャージャーとプラットフォームを共有し、ハイパワーなエンジンの設定がある点です。

2004年に復活したマグナムでしたが、2008年に300ツーリングへ一本化、販売の芳しくなかった北米ではマグナムの販売は終了しました。

また、「マグナム」の名は南米ではダッジ・ダートに宛がわれていました。

初代の販売終了以来、しばらくマグナムの名は途絶えていたが、2004年に復活。

往年のスポーツカーではなく、クライスラー・300のワゴンバージョンとして設定されました。 プラットフォームは300と同じくLXプラットフォームが使用されています。

デザインは300と同じくラルフ・ジル主導。なお、「マグナム」を名乗るのは北米のみで、他の地域ではクライスラーブランドで販売されており、デザインもフェイスリフトされ、300のステーションワゴンであるということが明確化されたデザインとなっています。生産はカナダ・オンタリオ州にある工場。

ダッジとしてのバンは1991年に販売された「コルト・ビスタワゴン」以来のモデルであり、ビッグスリーのワゴンとしてもシボレー・カプリスやビュイック・ロードマスター以来でした。

グレード展開は当初3つで、2.7L V6を搭載したベーシックモデルのSE(190馬力)、3.5L V6を搭載したミドルレンジのSXT(250馬力)、5.7L"HEMI"V8を搭載したパフォーマンスのRT(340馬力)。

また、2005年には300やチャージャーと同じくSRT-8が追加され、ハイパフォーマンスな「6.1L"HEMI" V8」(431馬力)を搭載し、300と同じくメルセデスベンツの5速オートマを採用したモデルとして設定。

2005年には、カーアンドドライバー誌のテンベストリストを受賞しています。

しかし米国市場ではステーションワゴンの需要があまり高くなく、販売は300とは対照的に全米でも年間7000台程度しか売れず、芳しいものではありませんでした。

そのためマグナムは2008年に生産を終了。

ただ、欧州やアジア圏などではフェースリフトした300Cツーリングがそこそこ売れており、マグナムとしては生産を終了したが300Cツーリングとしてはオーストリアで生産継続されたものの、こちらも2009年に生産終了となっています。

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