サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

ハブの錆。

2014年10月27日

スタッフの山本です。

今回は「ハブの錆」のお話です。

ハブとは車輪の中心部にあって、車輪と車軸とをつなぐ部分です。

ホイールの裏にはハブに合う穴が空いてます。

自動車メーカーや車種によって様々な寸法のハブがあります。

通常ハブとホイールの裏の穴はピッタリの寸法で設計されているので、

1mmも隙間がありません。(純正ホイールでない場合はどんな車でも使えるように

大き目の穴が空いているので、ハブリングという部品を使って隙間を埋める事もできます)

もちろん純正でなくても車種専用設計で各車種のハブにぴったり合うように設計されている

ホイールも有ります。

この「ハブ」の部分ですが、雨にも晒されますしよく錆びます。

1mmの隙間も無いハブが錆びるとどうなるか・・・

1、単純にホイールの取付取り外しが大変になります(><;)

2、ホイールの取付け精度が落ちる場合があります。

取付、取り外しが困難になるとショックを与えながら取付取り外しをするのですが

これはスマートじゃありません。なによりお客様のタイヤホイールをポコポコ

叩きたくないです。

(足回りに横方向のショックを無駄に与えたく無いです。クルマは走るので縦方向の

ショックには強いんですけどね・・・)

そこで当店ではあまりに錆びていて、掃除が必要と感じたハブは

ワイヤーブラシで磨いて、車体防錆剤散布しています。

今日はサビサビのハブ君を見つけたので、画像も撮ってみました。

画像左から

画像1、サビサビハブ君発見。

画像2、ワイヤーブラシで磨きます。

画像3、この部分も取付精度に関連するのでワシャワシャ磨きます。

画像4、車体防錆剤がブレーキにかからないようにぬりぬりして

    余剰分をウエスで拭き取ります。

夏タイヤ交換の時もサビサビハブ君を見つけたら、退治します。

もちろん冬タイヤと夏タイヤの脱着の時も見つけたら退治します。

とくに冬タイヤ夏タイヤ履き替えするお客様の車両は

降雪地区に行く事も多いせいか、サビサビ君発見率が高いです。

ピット作業を見て頂いてる時にハブの前でスタッフが屈んで何かやっている時は、

サビサビ君退治しているので、暖かく見守って下さい。

決して怪しい事をしている訳ではありません(笑)

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