サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

レクサスLS

2014年8月29日

LSは、トヨタ自動車が展開する高級車ブランド「レクサス」のフラグシップモデルとして販売さ

れている大型セダン(Fセグメント)。

現在で販売されているのは4代目モデルですが、初代から3代目モデルまで、日本国内に限っては

トヨタブランド(トヨタ店・トヨペット店)にてトヨタ・セルシオとして販売されていました。

1989年、トヨタがアメリカ合衆国を主要マーケットとして新たに立ち上げた高級車ブランド

「LEXUS(レクサス)」の最上級車として、「ES」(日本名:トヨタ「カムリプロミネント」→

「ウィンダム」)とともに初代モデルが発売されました。

従前、北米の高級車市場はキャデラックやリンカーンといった米国メーカーや、メルセデス・ベ

ンツやBMWといった西ドイツメーカーの独壇場であり、あくまで大衆車の域を出なかった日本車

メーカーが割って入る余地はないと思われていました。

しかし、トヨタは1980年代初頭から徹底したマーケティングを行った結果、日本特有の「もて

なしの心」、具体的には圧倒的な静粛性や快適性、高品質を追求することで新規参入余地はある

と判断。初代LSの開発がスタートしました。

1989年に発売されたLSはトヨタの目論見通り北米マーケットで引く手数多の人気となり、レク

サスブランドの礎を築くきっかけとなりました。

特に卓越した静粛性や、搭載されるV型8気筒エンジン(1UZ-FE型)の完成度の高さなどは他

メーカーに大きな衝撃を与え、同クラスの高級セダンの車作りの概念をも変えてしまったと評価

されるほどでした。

4代目のLS(現行)は、型式認定こそ前期型・中期型と同一ですが、主要構成部品約6,000点のうち約

半数を変更するなど、実質的にはフルモデルチェンジに近い大幅な設計変更がなされました。

(レクサス自身はマイナーチェンジとフルモデルチェンジの間にあたる「メジャーチェンジ」と

呼称)。

バージョンSZはスポーティーなグレード故にブレンボキャリパー搭載。

ホイールはBBS製の軽量ホイール。タイヤサイズは245/45R19。

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