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メルセデスベンツGクラス(W463)

2014年3月21日

メルセデスベンツGクラス(W463)

「G」とはドイツ語でオフローダーを意味する、「ゲレンデヴァーゲン」(Geländewagen)の頭文字からきています。

まだこの時期ですが、スタッドレスタイヤ取付けです。

サイズは265/60R18。PCDは5穴130mm。特殊専用設計です。

1979年登場。NATO正式採用という実績も持つ、もともと軍用車両であったゲレンデヴァーゲンを民生用にアレンジさせたものが、現在のGクラスの源流。およそ四半世紀に及び、いくどものマイナーチェンジを受けていますが、エンジンとインテリアを除く基本的部分については当初の設計を受け継いでおり、発売当初から基本コンポーネントは変わっていません。メルセデス・ベンツでは、すべてのモデルチェンジをひとつのGクラスとして扱っています。

組立は、オーストリア・グラーツで行われているが、エンジンはシュトゥットガルトから持ってきています。日本では1981年に発売が開始され、ショートボディやカブリオレ、ディーゼルエンジン搭載モデルなど、多種多彩なモデルが輸入されました。

また、230Gをベースにボディ上部を取り払ってその部分に防弾ガラス製の箱のようなものを載せたローマ教皇専用車(パパモビル)として公式行事などで使用されていたが、フォルクスワーゲン・トゥアレグに同様の架装を行った車輌が取って代わりました。しかし、2008年には再びゲレンデヴァーゲンの最新モデルが教皇の専用車になりました。

2006年、メルセデス・ベンツブランドの最上級SUVとしてGLクラスが発売。このモデルは、名称の類似性はあるとはいえ、Mクラスの上位クラスという位置づけであり、Gクラスと置換えでのラインナップではありませんでした。

その後、2015年までGクラスの生産販売は継続されることが決定されましたが、2011年5月に発売された「BA3ファイナルエディション」を最後にショートボディモデルの生産が終了されることとなりました。 右ハンドル仕様車は一時受注生産となっていたが、2010年にイギリス、オーストラリアなどで右ハンドル仕様車の販売が再開されました。

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