ホンダ オデッセイ
2代目オデッセイ(RA8)
車名の由来は、「長い冒険旅行」という意味の英語で、ギリシャ神話のオデュッセイアが語源。
初期型のTVCMでアダムスファミリーがオデッセイに乗り込むのを、
覚えている方も多いのではないでしょうか???
2代目は、中国やオーストラリアなどでも発売されました。
この型はアメリカでは発売されず、
代わりとしてより大型な現地生産車(日本名「ラグレイト」)が、
オデッセイとして発売されていました。
中国仕様のみリアバンパーの運転席(左)側にリアフォグランプを装備しています。
タイヤサイズは215/60R16。アブソルートは215/55R17。
オデッセイは、1994年に初代モデルが発売され、現行型は4代目。
ホンダのクリエイティブ・ムーバー(生活創造車)の第1弾として発売された初代から現在までヒットを続けており、ホンダの基幹車種のひとつに位置付けられています。通称:「オデ」。
当時のホンダは、いすゞ自動車からビッグホーンのOEM供給を受けホライゾンとして細々と販売していた程度で、「RV車を持っていないのが致命的」と言われる程に、セダンやクーペタイプ以外の車種展開に出遅れ、業績が低迷していました。 開発費の厳しい制約の中でアコードのプラットフォームを用いて開発を行い、発売後は業績を回復させるほどの大ヒットとなり、トヨタ・エスティマと共にミニバンブームの火付け役となりました。ボディサイズをアコードと同じ生産ラインに流せる限界のサイズとし、当時のワンボックスカーでは常識であった後席スライドドアを採用できなかったことが逆に従来の多人数乗用車にない感覚を生み、日本での大ヒットに繋がったとされています。