レクサス HS250hバッテリー交換。
メンテナンス担当の横川です。
今回はレクサスHS250hの補機バッテリー交換です。
意外と知られていませんが、ハイブリッド車にはメインバッテリーと、
補機類を動かすための補機バッテリーの2つのバッテリーが搭載されています。
今回はその補機バッテリーの交換。
最近のクルマはバッテリー交換中に電源が落ちてしまって、
CPUがリセットされてしまうと、いろいろと不具合が発生してしまうので、
細心の注意が必要です。
一時的にバッテリーから端子を外しても、電源が落ちないようにするために、
バックアップする機器を使います。バックアップ電源もいろいろな種類があります。
端子に直接繋ぐタイプ、
シガーライターソケットから電気を供給するタイプ、
車両診断コネクターから電気を供給するタイプ。
今回の車両は診断コネクターから電気を供給するタイプを使います。
この車両はバッテリー搭載位置がトランクの右奥です。
荷物を降ろして、内装を少し外して、やっとバッテリーが出てきます。
すごい位置にあるので、リアバンパーに傷を付けないように養生して、
トランクの中に潜りこむような体勢で作業するので、腰に要注意です(笑)
今回使用したバッテリーはパナソニック カオスのハイブリッド車専用品。
ハイブリッドの補機バッテリーは非常に負担がかかる仕事をするため、
通常のバッテリーでは容量不足なのと、トランクルーム内にバッテリーを
設置してあるので、バッテリー内部で発生したガスを車両側のパイプに
繋いで、ガスを外に排出できるようにしないといけません。
なので、専用バッテリーが必要となります。
アイドリングストップ車も専用バッテリーが必要です。
当店ではハイブリッド車やアイドリングストップ車のバッテリー交換も
可能ですので、お気軽にご相談ください(^_^)/