サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

レクサス HS250hバッテリー交換。

2015年8月22日

メンテナンス担当の横川です。

今回はレクサスHS250hの補機バッテリー交換です。

意外と知られていませんが、ハイブリッド車にはメインバッテリーと、

補機類を動かすための補機バッテリーの2つのバッテリーが搭載されています。

今回はその補機バッテリーの交換。

最近のクルマはバッテリー交換中に電源が落ちてしまって、

CPUがリセットされてしまうと、いろいろと不具合が発生してしまうので、

細心の注意が必要です。

一時的にバッテリーから端子を外しても、電源が落ちないようにするために、

バックアップする機器を使います。バックアップ電源もいろいろな種類があります。

端子に直接繋ぐタイプ、

シガーライターソケットから電気を供給するタイプ、

車両診断コネクターから電気を供給するタイプ。

今回の車両は診断コネクターから電気を供給するタイプを使います。

この車両はバッテリー搭載位置がトランクの右奥です。

荷物を降ろして、内装を少し外して、やっとバッテリーが出てきます。

すごい位置にあるので、リアバンパーに傷を付けないように養生して、

トランクの中に潜りこむような体勢で作業するので、腰に要注意です(笑)

今回使用したバッテリーはパナソニック カオスのハイブリッド車専用品。

ハイブリッドの補機バッテリーは非常に負担がかかる仕事をするため、

通常のバッテリーでは容量不足なのと、トランクルーム内にバッテリーを

設置してあるので、バッテリー内部で発生したガスを車両側のパイプに

繋いで、ガスを外に排出できるようにしないといけません。

なので、専用バッテリーが必要となります。

アイドリングストップ車も専用バッテリーが必要です。

当店ではハイブリッド車やアイドリングストップ車のバッテリー交換も

可能ですので、お気軽にご相談ください(^_^)/

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