サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

コルベットC5

2015年4月19日

コルベットC5型(1997年-2004年)

タイヤ交換ありがとうございます。

純正サイズは

F:245/45R17 R:275/40R18

の前後異形サイズ。

今回は、

F:245/30R20 R:275/30R20へ交換。

ブラックボディにブラックポリッシュのホイールがキマッテいます。

これから西伊豆に旅行に行くとのこと・・・・。

気を付けて楽しんで来て下さいね~(^^)/

1997年にフルモデルチェンジされ5世代目となった通称C5は先代のC4の直線的だった

デザインから空気抵抗を減らすためにイメージを保ちつつも流線型のデザインに変

更され、シャシーやミッション、内装に至るまで細部を見直すことで、居住性や快

適性を劇的に向上しました。

C4の構造は角断面鋼管フレームとセミモノコックを組み合わせたユニフレームだっ

たため部品点数が多く、どうしてもボディのゆがみがでてしまっていましたが、C5

では一体成型シャシーとなり高剛性を実現し、ゆがみを低減。また、旋回性能を上

げるためにC4からさらにショートホイールベース化、ワイドトレッド化されたこと

に加え、操縦安定性を確保するため、トーイン、トーアウト、キャンバー角も見直

されています。そして何より特筆すべきは、トランスアクスル レイアウトを採用し

たことで前後重量配分を50:50に近づけ、鋭く素直なステアリング応答性を実現した

ことです。

しかし、リトラクタブル式のヘッドライトや楕円(真円)の4連テールランプ、ダブル

ウィッシュボーンにリーフスプリングを組み合わせた足回り等の伝統は引き継がれ

ています。 また、C5コルベットは21世紀最後のリトラクタブルヘッドライト搭載車

(2004年まで生産)でもあります。

コルベットはアメリカンスポーツカーで、パワーはあるが曲がらない止まらない、

の直線番長な面がありました。 しかしそれはC4までであるというのが正しく、C5コ

ルベットからはスムーズに速く、しなやかに曲がり、確実に止まることのできる車

となりました。C5のデリバリーを契機にコルベットレーシングも復活し、ルマン24

時間耐久レースやアメリカンルマンズ耐久レース等のレースシーンで1-2フィニッシ

ュを飾るなど華やかな結果を残しています。

また、マイナーチェンジでダンパーに磁気流体機構を付けた、マグネティックセレ

クティブライドを採用。これはセレクトスイッチでショックの硬さを変化させるも

ので、ツアーモード、スポーツモードがあります。 前者はロングドライブ向けの仕

様で、ダンパーを柔らかめに設定し、高級車のような乗り心地を得るためのモー

ド、後者はサーキットや高速道路上でダンパーを固めに設定し、ロールを抑えて操

縦安定性を得るモードになっています。

カレンダー

2024年 5
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031