本日ご紹介するのは、スズキ・アルトのドライブシャフトブーツ交換です。

 

 

実はこの車両、当社所有の代車でございます。お客様に安心してお乗り頂けるよう、定期的にメンテナンスをしていますが、先日ドライブシャフトブーツの破れが発見されました。

 

 

他のブーツ類と同様、ドライブシャフトブーツもゴムを主成分としているので、経年劣化によってヒビ割れや破れが発生します。

ブーツ内のグリースが飛び出していると車検には合格できませんし、最悪は機関内部の損傷に繋がるので早めの対策が必要です。

 

 

今回はセパレートタイプのブーツを使いますので、ドライブシャフトの取り外しは必要ありません。

ブーツの両端を止めている金属バンドを切断し、カッター等でブーツ本体を切り裂いて取り外します。

 

 

ジョイント部分を覆うグリースをウエスで拭いて綺麗にします。

接着剤を塗布した新品のブーツを装着し、接着面にあたるよう懐炉を8分以上被せておきます。

 

 

その後は内部に新しいグリースを封入し、ブーツ両端にグロメットとバンドを組みつければ完成です。

 

 

当店の代車は、エンジンルームに関しては貸し出しごとに毎回点検をしています。今回のような下廻り関係も定期的に点検しておりますので、安心して利用して頂ければと思います。

 

もちろん、申し付けくださればお客様のお車も無料にて点検致しますので、お気軽にお問い合わせください！

 

カテゴリ：メンテナンス　

担当者：西中