【スバル・レヴォーグ・VM4】デフオイル交換
本日は車検整備をお任せ頂いたズバル・レヴォーグのデフオイル交換をご紹介します。
デフオイルとはデファレンシャルオイルの略称です。
車が直進中は、左右のタイヤは均等に回っています。しかしカーブを曲がっているときは、外側は多く、内側は少なく回転してくれないと上手く曲がることができません。その左右の回転差を吸収する役割を担っているのが、デファレンシャルギアです。
そして、デファレンシャルギアに使用されている潤滑油がデフオイルです。
走行を重ねれば当然オイルは汚れが蓄積しますので、定期的な交換が必要です。一般的には2年もしくは5万kmごとに交換するとよいですが、このレヴォーグは4万km毎の交換というメーカーの指定があります。
長期間交換を怠ると、燃費の悪化や異音の原因、最悪は機関の損傷に繋がります。
デフにはドレンボルトが2つあります。上が入口、下が出口なので、必ず上側のボルトから外すようにします。
オイルが抜けたら、ボルトを締めます。タッチペンでマークしておいた位置を目安に締め付けます。
上の入口から専用器具で新油を充填していきます。ゆっくり補充していき、溢れて垂れてきたらボルトを締めて完成です。
レヴォーグは前後どちらにもデフが付いています。こちらは後側ですが、前側と同様に作業します。
車でオイルといえばエンジンオイルが有名ですが、他にも今回のデフオイルやミッションオイルなど、実は様々な潤滑油や作動油が使われています。
交換した覚えがない方、是非とも一度ご相談下さい!
担当者:西中