【スズキ・ワゴンRスティングレー・MH22S】バッテリー交換
本日はワゴンRスティングレーのバッテリー交換をご紹介します。
当初は夏タイヤの交換をおまかせ頂いていたのですが、作業時間内で無料で行なっている安全点検を実施していると、なにやら禍々しいオーラを放つバッテリーが目に入りました。
バッテリーとは言わずもがな、車で使われる電気を供給している非常に大切なパーツです。エアコンの稼働やオーディオ等の再生、ウィンドウの上げ下げはもちろんのこと、ライト類の点灯やエンジンの始動にも必要な、いわば車の必需品といえます。
携帯電話の電池が数年経つと容量が下がっていくように、車のバッテリーにも寿命があります。バッテリーが寿命を迎えると、エンジンをかけることが出来なくなるという、通称バッテリー上がりの原因になります。
バッテリーの性能や運転の仕方により使用可能年数は変動しますが、車のバッテリーの場合は基本的に2〜3年で交換するのがセオリーとなっています。
このスティングレーの場合、取付年月日の記載は文字が擦り切れて判別しにくいですが、セリアルコードを読み取ると恐らく2013年製のものであると予想されます。
なんと、今年で6年目のバッテリーです。バッテリーテスターの診断結果は、やはり要交換と判定されました。
バッテリー上がりのトラブルが多い冬をこの状態で乗り越えたのは見事といえますが、今後もキチンと仕事をしてくれるという保証はありません。
突然エンジンがかからなくなって面倒なことになってしまう前に、新品に交換させて頂きます。
取り付けるのはこちら、日立製のエコロングセーブというバッテリーです。充電制御車という、バッテリーに強い負荷がかかる車種にも搭載できる優秀な物です。
車内にてバックアップメモリーをセットし、端子とステーを外して新品と入れ替えます。余談ですが、このバッテリーステーの取り付けが緩いと車検に不合格となります。プラスマイナス端子とステーのボルトを増し締め確認して作業終了です。
バッテリー上がりは突然やってきます。例えばヘッドライトが暗くなったり、ウィンドウの上げ下げ速度が落ちたりといった予兆があれば分かりやすいのですが、そういった前振りがなく突然エンジンがかからなくなるトラブルがとても多いです。
作業ついでに無料で点検させて頂きますし、バッテリー点検のみでご来店頂いても大歓迎です。お気軽にお問い合わせください!
担当者:西中