【ダイハツ・ハイゼットカーゴ・S200V】スパークプラグ交換
本日は車検でお預かりしているダイハツ・ハイゼットカーゴのスパークプラグ交換をご紹介します。
S200Vハイゼットのエンジンは縦置きの直列3気筒で、スパークプラグへは助手席の下からアクセスできます。
エンジンルームがボンネットにある一般的な車両と比較すると、作業の難易度はとても低いです。
イグニッションコイルを抜くと、奥にスパークプラグが入っています。
この奥で、ガソリンと空気の混合物に火花を散らして燃焼させているのがスパークプラグです。エンジンを動かすために必須な、とても大切な部品です。
取り出した古いスパークプラグは、中心電極が明らかに磨耗していました。
スパークプラグは消耗品です。磨耗によって燃費の悪化やパワーダウンはもちろん、最悪はエンジンがかからなくなることもあります。
新品と比較するととても分かりやすいです。中心電極が全体的にすり減り、特に右側が大きく欠けてきています。
自分は昔400ccのバイクに乗っていたのですが、スパークプラグを放置し過ぎてエンジンがかからなくなったことがあります。どれだけセルモーターを回してもエンジンがかからずバッテリーまであがってしまい、結局遠くのバイク屋さんまで200kg近い車体を1時間ほど押して歩いたという苦い経験があります。
車でも同じで、例えば1本プラグが完全にダメになってしまうとエンジンはエンスト寸前のようにガタガタと振動し、アクセルを踏んでも全然パワーが出ない症状が起きます。
そうなる前に定期的な点検をオススメ致します。お問い合わせはお気軽にどうぞ!
カテゴリ:メンテナンス
担当者:西中