【ダイハツ・ミラ・L275S】ドライブシャフト交換
いつも当店のWEBを御覧いただきありがとうございます!
タイヤ館うしく上柏田店 担当:隅内です。
今回は、K様がお乗りのダイハツ・ミラをご紹介します。タイヤ交換からメンテナンスまでお任せいただいている常連様です。いつもありがとうございます!!
ご紹介するお車【ダイハツ・ミラ・L275S】
そしてご紹介する整備内容は、「ドライブシャフト」の交換。
交換に至った経緯は、走行中の異音。ハンドルを切りながら走行すると、「ゴキゴキゴキ・・・」とタイヤ付近から異音が発生してしまっていました。
異音の原因は、「ベアリングのグリス切れ」。
以前にドライブシャフトのブーツが破れた事があったのですが、その際に内部のグリスが漏れてしまっていました。
恐らくグリス切れのまましばらく走行してしまい、結果内部のベアリングが摩耗して異音の原因となったのだと思います。
では、交換の様子を見ていきましょう。
ドライブシャフトの取り外し
異音は左右から発生していたので、左右のシャフトを交換します。
ブレーキ周りの部品を外して、ミッションに差し込まれているシャフトを引き抜きます。
こちらは運転席側。長いです。
こちらは助手席側。短いです。
新しいドライブシャフトとの比較です。今回は「リビルト品」を使用しました。
リビルト品の利点は、ベースが中古品の為価格が安いこと。
しかし、専門の業者様がきれいにリフレッシュをしてくれるので、品質は純正新品とほぼ同等。
新品のブーツが組みつけられた状態で届くので、あとは元通りにシャフトを取り付けるだけ。
作業工程も短縮できるので、工賃の節約にもなりますよ!
新品交換後のドライブシャフト
元通りに組みつけて、作業は完了!
シャフトもブーツも新品のピカピカで気持ちいいです!!もちろん異音もピッタリ止まりました。
今回、実はついでの作業がありました。「ステアリングラックブーツ」の交換です。
ステアリングラックとは、ざっくり言うとハンドルを切ったときにタイヤの向きを左右に変えるための部品です。
その中の「タイロッド」という部品を保護するために蛇腹状のゴムブーツで覆っているのですが、↓の画像のように破れてしまっていました。
このままでは、内部のボールジョイント部がサビ等で摩耗してしまい、異音やタイロッド脱落などの原因になります。
まだ異音は発生していなかったので、新品に交換してこれで安心ですね!
これでオーナーのK様も、安心してお乗りいただけると思います。
これからもミラのメンテナンス、ぜひお任せ下さいね!今回もありがとうございました!!
担当者:隅内