小型トラック用タイヤの故障
走行中に小型トラックの前輪がバースト。
スタッドレスタイヤを履きつぶしていたトラックです。事故もなく安全に停止出来たので良かったです。
タイヤは使用不可で新しいタイヤに交換することとしましたが、ほかのタイヤを点検していたところ、残りの5本も同じような兆候が見られたので6本すべて交換をお勧めしました。
タイヤセンター部分の溝の中にクラックが見られ、スチールベルトが顔を出しています。これは時間の問題のような感じです。
このところの暑さの影響も考えましたが、走行路線の環境やタイヤの耐荷重が影響しているようです。これにより耐え切れなくなった前輪タイヤがバーストしてしまった感じです。
標準のタイヤは215/70R17.5 118/116L サイズです。”118”という過重指数でカーメーカー標準の仕様です。
新たに装着するタイヤは 215/70R17.5 123/121J というサイズで過重指数が大きく上がっています。
これは耐荷重が大きく増加しています。中型トラックに使用するタイヤで同じ仕様のトラックもこのサイズに交換を進めているようです。
このタイヤは通常の小型トラックを交換するタイヤチェンジャーでは交換が難しく、専用の大型トラック用タイヤチェンジャーで交換を行います。
空気圧も標準仕様より多く入れられるので重量に余裕のある仕様と成ります。
取り付け完了です。既定のトルクで増し締めを行っています。
トラックタイヤのことも「タイヤばか」のタイヤ館真庭にご相談ください。