スタッドレスタイヤの履きつぶしはご用心
2024年8月4日
25t大型トラックのフロントタイヤにスタッドレスの履きつぶしを装着されたいたお客様。
「雨の日に滑り始めた」とのこと。
タイヤの使用限度が近くなっていました。これは雨に日には滑り始めます。昨年冬に外した夏タイヤのミックスタイプを装着することにしました。
スタッドレスで「冬タイヤの使用限度」を超えたタイヤを捨てるのはもったいないので履きつぶしすることはごく当たり前の事です。
しかし、スタッドレスタイヤの履きつぶしでスリップサインが近くなったタイヤの使用は雨に日に滑りやすいのです。
トラック専用のタイヤチェンジャーでタイヤ交換します。大きなタイヤですが手際よく交換が出来ます。
タイヤを外したホイールです。点検しているとフランジ部分がタイヤのビードで長い時間擦られて摩耗が進んでいます。安全と安心のためにやすりで削って角を丸くしておきます。
タイヤを外したフロントハブです。熱と水分で錆が必ず発生します。その部分を擦って錆を落とし、ハブの点検。ボルト&ナットの汚れとりと点検を行い、規定のトルクで増し締めします。
錆は大敵です。必ず発生する錆をよく取って、点検し、取付しています。