スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

夏タイヤを付けようとしたら…

2024年4月7日

タイヤ交換が忙しい時期にあるあるな事

「タイヤを付けようとしたらパンクしていた、修理お願いします。」と持ち込み。

外観を見た感じ、ホイールの錆は見られませんでした。とりあえず異物踏みを確認してみたところ、どこにも有りません。リムからの空気漏れを確認していたところ、わずかながら空気が漏れており、分解してみるとビード付近に錆で出来た痕跡がたくさん見受けられました。


クロームメッキホイールは錆が発生しやすい金属で、油断をするとこうなってしまいます。


ホイールのビードシート付近に多数の錆が確認出来、以前も修理している痕跡がありました。

 


錆が盛り上がっているところを削り取り、なめらかに磨き、更にビードシーラーという液体ゴムを塗布して修理完了です。

冬に撒く凍結防止剤や融雪剤は塩化カルシウムという”塩”です。この塩水がビードとホイールの隙間にしみこんで徐々に錆が浸透していきます。
今回のように表面は無事でも内部に錆が浸透したものがやっかいです。

錆は大敵です。安全と安心のために水洗いは定期的に励行して下さい。

 

タイヤ館 真庭
住所:719-3203岡山県真庭市富尾51-3
電話番号: 0867-42-1466
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カテゴリ:タイヤばか 今日のピット作業 安全と安心のために 

担当者:小林利美