スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

もしもパンクに気づいたら

2021年8月16日

お盆期間は雨が続いたためか、

例年よりもパンクのトラブルのご相談が多かったように感じます。

 

 

 

▼ 雨の日はパンクに注意?

 

雨の日やその次の日は、パンクによるトラブルや

タイヤ交換のご相談が多いように感じます。

 

 

 

 

一般的に、道路は水はけを良くするため、

中央を少し高めに、両端は少し低めになるよう造られています。

 

そのため、路面の端は異物も集まりやすいのですが、

雨が続くことで表面に浮かんできたり、

他の場所に流されるなどして

タイヤに踏まれやすい場所に動いてしまうようです。

 

 

もちろん絶対!ではありませんが、

フロントタイヤで異物(釘やネジなど)をはじいてしまい、

リアタイヤで踏んでしまう、ということが多いようで、

リアタイヤ(後輪)がパンクする割合が多いように感じます。

 

 

 

上記はタイヤ館に勤務して早数年の

私の体感によるざっくりデータです。

ご了承ください (´ •̥  ̫ •̥ ` )

 

 

 

 

 

 

▼ もしも自分で異変に気づいたら

 

異物

タイヤに異物が刺さっていた場合、

よほど走行に支障をきたすものでなければ、

その異物が栓になっている可能性が高いので

触らず、抜かず、早めに点検を受けましょう。

 

異物がフタになっている状態の場合、

異物を除くことで一気に空気が抜けてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

空気の漏れ

 

タイヤの空気圧が少ない状態で無理に走行してしまうと、

車両の重さを支えきれずに

ホイールがタイヤの内側を傷つけたり、削ってしまう恐れがあります。

 

内側の損傷はタイヤの強度が不足し、大変危険な状態のため、

どんなにミゾが残っていても交換が必要になります。

 

 

 

 

 

 

 

このように、明らかにタイヤがつぶれていることに気づいたら

・スペアタイヤに付け替える

・ロードサービスを利用する(レッカー移動) など、

無理な走行はしないでください。

 

 

あいにく当店は出張サービスをお受けしておりません。

ロードサービスをご利用いただくなど、

店舗での対応をさせていただいております。

 

 

 

 

 

スペアタイヤがない場合・・・

 

ちなみに、最近はスペアタイヤが搭載されていないクルマも増えています。

その場合はロードサービスの依頼をオススメします。

 

スペアタイヤの代わりに搭載されている

パンク修理キットを使用するのも1つの方法です。

パンク修理キットは、タイヤサイド部のキズが原因のパンクには使用できません。

 

また、修理キットの種類によっては

タイヤの再利用ができなくなるタイプのものもありますので

使用前に必ずご確認ください。

 

 

 

 

 

私のクルマにスペアタイヤはある?ない?

 

 

 

 

スペアタイヤが搭載されているか否かは

取扱説明書の他、空気圧を指示するステッカーでも確認をすることができます。

 

ステッカーは車種にもよりますが、

運転席近くに貼られていることが多いので、

一度愛車の確認をオススメいたします。

 

 

 

 

 

スペアタイヤが搭載されている場合

 

こちらのように、

応急用タイヤの空気圧について記載されています。

 

 

 

 

 

 

スペアタイヤが搭載されていない場合

 

 

このように、

スペアタイヤが搭載されていない旨が記載されています。

 

 

 

高速道路でも指定の空気圧は変わらない

余談ですが、最近の車両は空気圧の表記に

(一般・高速共)とあることが増えています。

 

高速道路を走行する時には空気圧を高めに、と希望されることもありますが

車両側としては、このような表記の場合、特に高めに入れる必要はありません。

 

ただ、高速道路の走行時、

タイヤ回りは大変熱くなり、いつも以上に回転数も多くなり

タイヤへの負荷が非常に大きくなります。

高速道路を走行する前は、必ず空気圧点検をしましょう。

 

 

 

 

車種によっては、

このようにスペアタイヤが搭載されているか

パンク修理キットが搭載されているか

ステッカーだけでは判断できない場合があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

取扱説明書を確認するか、

このようにトランク下にいずれも収納されていることが多いので、

一度確認してみることをオススメします。

パンク修理キットの修理剤には使用期限もありますよ。

 

 

 

 

 

◆ パンクは早期発見が大切!

 

パンクのご相談をいただくことももちろん多いのですが、

実は定期的な空気圧点検で「もしかしてパンク!?」という例も多くあります。

 

当店ではタイヤの空気圧点検を無料で実施しているため、

たくさんのお客様に定期的な点検でご利用いただいていますが、

中にはこの定期的な点検でパンクが判明する場合もあります。

 

 

上でお話したように、パンクしているのに無理に乗ってしまったり、

気づかないまま長く走行してしまうと、

タイヤを修理できず交換が必要になったり、

タイヤだけでなくホイールも傷めてしまう可能性があります。

 

 

 

 

◆ 早く気付くためには

● 定期的に点検をする

・出発前の自己点検

・当店のような店舗での定期点検をしましょう

 

 

 

● 空気圧センサーをつける

便利アイテムに頼るのも1つの解決策です。

タイヤ空気圧警報システム TPMS をつけると、

タイヤの空気圧低下を車内にいながら知ることができます。

 

スペアレス車に乗っている私もつけています♪

 

 

 

 

 

 

 

 

という訳で、雨の日やその次の日は

いつも以上にタイヤ状態を気にかけてあげてください。

 

「最近点検していないな」という方は、

当店でタイヤの空気圧点検をお気軽にお申し付けください。

ご予約やご連絡は不要ですが、

明日8/17(火)~19(木)は休業日となります。

 

ご迷惑をおかけしますが、休業日・定休日を除きまして

皆さまのご来店をお待ちしております!

 

 

 

 

 

 

担当者:大久保

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