サービス事例 / 2022年10月22日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

メンテの賜物☆機関すこぶる良好♪ TOYOTA 180系 クラウン リアデフオイル交換&WAKO’S RECS 施工☆ PART①

【トヨタ クラウン メンテナンス商品 オイル関連 > ギヤオイル交換】
2022年10月22日

 

今回、当店では初めてのお承りですが、

以前から定期的にオーナー様が実施して

らっしゃったメニューです。

現在の走行距離は14万km超え…ですが、

調子はすこぶる快調♪

オーナー様の意識だけで距離を重ねれば

重ねるほどクルマのコンデションは差が

出てきますよね!

 

 

まずはリアデフオイルの交換から。

前回の交換から約3万km走行・・・

頃合いですね。

オイルは黒く、鉄粉もなかなか出ている

様子でございます。

この鉄粉、走行すれば必ずや絶対発生します!

FR車のリアデフはクルマを構成する中で

最も大きいギアが入ってる部分ですし、動力を

後輪に伝え、左右の回転差を打ち消すという

走行上、とても大きな役割を担っています!

なのに、「車を買われて一度も交換したこと無い」

なんておっしゃるオーナー様もザラにいらっしゃいます!

発生した鉄粉は動力伝達の妨げになるだけです‼

最悪はギアの歯が破損してデフブローの原因にも…

走行距離2~4万kmごとの交換を是非ともオススメ

させて頂きますm(_ _)m

 

 

画像にも記しましたが、黄色く囲んだ部分

オイルの注入口で、ここを先に緩めます。

お決まりの鉄則ですが、先にオイルを抜いて

しまって「注入口が緩まない」となってしまう

走行不能に陥るためです

赤く囲んだ部分が排出口ですが、何やら異物感

が・・・

 

 

外したドレンボルト・・・先端のマグネット

には鉄粉がそこそこ付着してます。

でも、もっと気になるのは先に触れました

異物感・・・シールテープが巻いてあります。

ドレンパッキンがあるのに何故??

 

 

まずは鉄粉を拭き取ります。

 

 

パーツクリーナーでキレイに清掃☆

シールテープの残骸も除去し、外した

パッキンを見ると明らかに歪んでます!

潰れて締まるタイプのパッキンですが、

間違いなく何度か再使用されたと思われます。

その為シールテープでオイル漏れを防いで

いたのでしょう。

パッキンを新品に交換してシールテープは

今回はナシで施工します!

 

 

今回使用するオイルはコチラ!

WAKO’S RG8090R  80W-90

競技用に開発されたギヤオイルという位置づけ

で、LSDにも対応しているオイルですが、

部分合成でハイエンドタイプでもないので、

鉱物油よりはギヤの保護性能に優れ、価格も

抑えめとなっておりますから、走行距離の

進んだお車(いたわるという意味で)なおかつ

メンテナンス意識の高いオーナー様には最適かと☆

 

 

オイルを注入しているのはワタクシではなく、

(自分はこんなにスラっとしてないです。)

 

 

期待の若手、湯本スタッフでした☆

 

 

オイルを溢れるまで入れて作業は完了!

もちろんドレンパッキンからの漏れが

無いかも確認致しました☆

 

PART②に続きます。

カテゴリ:メンテナンス 

担当者:登坂

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