サービス事例 / 2022年5月6日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

タイヤ交換作業(ブリヂストン オールシーズンタイヤ マルチウェザー)+アライメント調整作業 トヨタ・シエンタ

【トヨタ シエンタ タイヤ タイヤ・ホイール関連 > 4輪トータルアライメント調整】
2022年5月6日

ブリヂストンタイヤは昨年末、乗用車用オールシーズンタイヤを発売しました。

このタイヤさえあれば冬でも安心??下記はオールシーズンタイヤについての説明です。

 

<<作業詳細>>

 

車種:トヨタ シエンタ

タイヤサイズ:165/70R14

タイヤ銘柄:ブリヂストン マルチウェザー(オールシーズンタイヤ)

雪上性能と夏タイヤ性能を両立するオールシーズンタイヤ。

1年中、履きっぱなしOK

 

新車装着タイヤと性能がほぼ同じタイヤとしてしっかり走行でき、尚且つ、いざという時の降雪時でも安心して走行できるタイヤなんです。燃費性能は、やや下がりますが乗り心地や長持ちは同等性能。

な降雪時でも、慌てず安心しておクルマでの移動が可能になります。

但し、スタッドレスタイヤとは分けて考えなきゃいけない部分があります。

 

凍結路面での走行は不可

 アイスバーンになっている路面は対応していません。

凍結路面や過酷な積雪路を走行する可能性がある場合は、スタッドレスタイヤの使用をおすすめします。

✖ 氷上、及び、氷上ブレーキ性能

凍結路面(アイスバーン)では、曲がる、止まる、加速するスタッドレスタイヤと比べて大幅に劣ります。コントロールが利かなくなるので使用不可となります。

 

オールシーズンタイヤは、 

 「突然の雪、そんな中、家まで帰れるタイヤ」

と言い換えられるかもしれません。

 

積雪路面 = 雪が積もった路面 = 〇

凍結路面 = 凍った路面 = ×

 

 

出掛ける為のタイヤ

では無く…

無事帰る為のタイヤ

と思ってください。

 

 

⬆︎ 上の写真の矢印で記している部分が

プラットホーム

と呼ばれるざっくり新品時の溝深度50%の地点に設けてある印。

タイヤがすり減ってこの部分が路面と接するまでタイヤ表面まで出てきたら冬用タイヤとしての使用限界です。

言い換えれば、ここまで減ったら オールシーズンタイヤでは無くなる と言う事です。

 

 

⬆︎ 更にその近くには、矢印で示した場所が

スリップサイン

こちらは、タイヤの使用限界を意味しており上記のプラットフォーム同様に表面に出るまですり減ったらタイヤに使用限界です。

 

タイヤ交換作業

↓  ホイールから古いタイヤを剥がし新品タイヤを組み付けます。

 

↓  新品タイヤを組み込む前に、ホイールのリム部に付着したタイヤの跡を削り落とします。タイヤ跡が残っているとそこから空気漏れを引き起こす可能性があるためキレイに磨き上げます。

↓  バランス調整。

走行中のハンドルのブレや振動を抑える効果があります。組み付けたタイヤ・ホイールをバランスを測定する機器に装着して回転させバランスのズレを測定します。計測してバランスがズレている分だけ(ウエイト)重りで補正します。

 

 

 

ハブ部の防錆コート

サビはクルマにとって大敵。故障や破損、トラブルの原因になってしまうことも多いのです。

ハブ部(車両側とタイヤホイールとの結合部)のサビは、ハンドルのブレや振動を引き起こすことがあり、それが原因で安定走行を損なう可能性があります。

ホイールのセンターキャップやカバー等の隙間から、ハブ部に雨や水が浸入して水が抜けきれなかったりすると、サビが発生・進行します。そのサビの影響でハンドルのブレ、振動は起こったり、固着してタイヤホイールが外れなくなったりします。


その対策として、タイヤ館安城店は『ハブ部の防錆コーティング』をオススメしています。


コーティング作業内容は、タイヤホイールをクルマから外し、ハブ部に付着しているサビを削り落とします。そして、サビの発生を抑えるコーティング剤を塗ります。タイヤホイールを付け完了という流れです。

 

↓ 『ハブ部の防錆コート』作業スタート

 <<Before>>

↓  1ヶ所ずつ丁寧に仕上げます。

↓  サビ落とし&防錆コート完了

 <<After>>

 

アライメント調整作業

タイヤの寿命を延ばしたり、走行の安定さを向上させたりする作業:「アライメント調整作業」も同時に実施させていただきました。

 

タイヤ・ホイールにセンサーを取り付け、タイヤの取付角度のミリ単位の数値を測ります。その数値が自動車メーカーが定める数値と比較して正常値が異常値かをチェックします。異常値だった場合、タイヤの早期摩耗や偏摩耗、走行の安定さが欠けたりします。それを緩和するのがアライメント調整作業。異常値で調整が必要な場合は、熟練スタッフがクルマの下に潜り、最適な数値に戻す調整作業をします。

アライメントの不良は、近年増え続けている「運転支援機能」が搭載されている車両の、

自動ブレーキ
レーンキープ機能
車間距離キープ機能
自動運転機能

などのアシスト機能が正常に作動しない可能性がありますので、アライメント調整作業の重要性は近年、より高まっています。

 

タイヤ館安城店では、タイヤ新品交換毎のアライメント調整作業をお勧めしております。

 

 

最終仕上げ

タイヤサイド部にタイヤワックスを塗ってピカピカに艶出しをしてホイールはキレイに拭き上げをして完了です。

 

 

カテゴリ:タイヤ交換 オールシーズンタイヤ アライメント調整 

担当者:なかむら

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