サービス事例 / 2022年5月14日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

ランフラットタイヤ交換作業(ブリヂストン ポテンザS001 RFT)日産・スカイライン

【日産 スカイライン タイヤ ランフラットタイヤ取扱】
2022年5月14日

パンクしてもある一定の距離を走れるランフラットタイヤ。空気圧ゼロでクルマの重量が掛かってもタイヤ側面が潰れないほど剛性が非常に高いため、タイヤ交換、組み替え作業には高度な技術が必要です。タイヤ館安城店には、熟練のスタッフが常駐。ランフラットタイヤの交換もお任せください。

 

 

<<作業詳細>>

 

車種:日産 スカイライン(V37)

タイヤサイズ:245/40R19

タイヤ銘柄:ブリヂストン POTENZA S001RFT

ブリヂストンのランフラットテクノロジー採用タイヤは、タイヤサイド部に補強ゴムを使用したサイド補強型ですが、タイヤサイド部が厚く硬いため、乗り心地がノーマルタイヤに比べ硬くなる傾向にありました。サイド補強型ランフラットテクノロジー採用タイヤの乗り心地を改善するには、タイヤサイド部を薄く柔らかくすることが最も有効ですが、パンク走行時にタイヤサイド部のたわみが大きくなり発熱が増加してしまいます。
ランフラット耐久性能(空気圧が失われた後での耐久性)を維持・向上しつつ、乗り心地を改善するにはこの発熱にどう対処するかが大きな課題となっていました。そしてこの課題を解決したのが、当社が開発した「熱をコントロールする技術」です。
※空気圧0kPa時に、ISO基準に基づいた試験条件において、「速度80km/hで80kmの距離」まで走行が可能(ISO基準)。

ナノプロ・テック™ 採用により、カーボンの分散が向上した「新サイド補強ゴム」は、 タイヤに負荷がかかった際に発生するカーボン同士の摩擦が減り、発熱が抑制されます。ランフラット走行(空気圧が失われた状態での走行)時のタイヤサイド部のたわみによる発熱を、従来ランフラットテクノロジー採用タイヤのサイド補強ゴム対比約半減させました。

クーリングフィン™ は、タイヤサイド部の表面に設けたタイヤ径方向に延びる突起により、空気の乱流を促進してタイヤを冷却する技術です。

「新サイド補強ゴム」及びクーリングフィン™ の次世代ランフラットテクノロジーを採用し、
ノーマルタイヤと遜色ないレベルの乗り心地を実現。

サーモビジョンによるタイヤの温度測定
クーリングフィン™ デザインタイプA デザインタイプB

 

 

タイヤと遜色ない乗り心地レベルを実現※1

 

 

 

 

タイヤ交換作業

↓  ホイールから古いタイヤを剥がし新品タイヤを組み付けます。

 

⬇︎ 日産純正TPMSも手順通りに取り付けます。

 

↓  新品タイヤを組み込む前に、ホイールのリム部に付着したタイヤのゴム跡を削り落とします。タイヤ跡が残っているとそこから空気漏れする可能性があるためキレイに磨き上げます。

↓  バランス調整。走行中のハンドルのブレや振動を抑える効果があります。回転させてズレを測定しズレが生じていればウェイト(鉄製の錘)で補正します。

 

 

防錆コーティング

サビはクルマにとって大敵。金属を多く使っているクルマなのでサビが原因で破損や故障、安心安全走行に支障をきたす原因になってしまうことも多いのです。

ハブ部(車両側とタイヤホイールとの結合部)のサビは、ハンドルのブレや振動を引き起こすことがあり、安定走行を損なうこともあります。


その対策として、タイヤ館安城店は、『ハブ部の防錆コーティング』をオススメしています。


ホイールのセンターキャップやカバー等の隙間から、ハブ部に雨や水が浸入して、その水が抜けきれなかったりすると、金属製のハブにサビが発生します。


そのサビの影響でハンドルのブレ、振動が起こったり、固着してタイヤホイールが外れなくなったりします。

サビがひどくなる前に施工し、定期的に再施工を継続して良い状態をキープしましょう。

防錆コーティング作業工程は、タイヤホイールをクルマから外し、ハブ部に付着しているサビを削り落とし、サビの発生を抑えるコーティング剤を塗ります。タイヤホイールを付け直し完了という流れです。

 

↓  車両に取り付ける前に『ハブ部の防錆コーティング』

 <<Before>>

↓  1ヶ所ずつ丁寧に仕上げます。

↓  サビ落とし&防錆コート完了

 <<After>>

 

最終仕上げ

タイヤワックスをタイヤのサイド部に塗ってピカピカに艶出しをし、ホイールの汚れを拭き取ったら作業完了です。

 

 

 

カテゴリ:タイヤ交換 防錆施工 

担当者:なかむら

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