ぺコちゃんのほっぺ事件
クリスマスも終わりいよいよ年末本番!
当店にも連日多くのお客様にお越しいただきあわただしく過ごしております。
そんな年末にちょっとした出来事が・・・
本日いつも大変お世話になっています取引先が仕事納めでした。
年末にもかかわらず、大量のご注文をいただいたり、お客様をご紹介いただいたりありがたいかぎりです。そんな取引先様に年末のご挨拶にお伺いしました。
その際甘いものでもお持ちしようと思い不二家レストランへ!
お目当ては私も大好き「ペコちゃんのほっぺ」です。
不二家のショーケースには「ペコちゃんのほっぺ」が15個並んでおりました。
取引先と当店スタッフの分を合わせると丁度15個でしたので、少し気が引けながらも店員さんに「15個全て下さい」とお願いしました。
店員さんもニコニコしながら箱に詰めていたその時!!
一人の若い奥様が息を乱しながら入ってきました。そしてショーケースを眺めて一言・・・
奥様:「ペコちゃんのほっぺは売り切れですか?」
店員:「たった今売れてしまいました!」
自分:「・・・・・」気まずい状況です。
すると奥様は非常に落胆した表情で帰ろうとなさいました。
店員:「ペコちゃんのほっぺ以外でしたらまだまだございますが・・・」
奥様:「いや・・・今日娘の誕生日で不二家でお祝いする予定だったんですが、熱を出してしまい・・・それでもどうしてもペコちゃんのほっぺが食べたいと言うので買いに来たのですが・・・ないなら諦めます」
その会話を聞いてとてつもない罪悪感に襲われました私は意を決して
「もしよければお譲りしますが」と聞いてみました。
奥様はとても喜んで「では一つだけ譲って下さい。いいんですか?ありがとうございます」と一件落着となりました。
「あーいいタイミングだったな~ あと5分買い物が早かったらあぶなかった~」と妙に納得しながらお店に帰りました。
なんだかいいことをしたな~と自画自賛であります。
しか~し!お店に帰りこのことを店長に話したらキツイ一言
「お前が5分遅く行けばよかっただけじゃん! だいたい買い占めるお前が悪い!」
確かに!!
とても反省させられる出来事でした。
担当者:イケダ