スタッフ日記

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タイヤワックスでヒビ割れが起こるって本当?

【メンテナンス商品】
2022年6月12日

みなさんこんにちは!

年中無休でバリバリ肌荒れに悩まされている

しもだです!

この仕事をしていると手袋をしていても

タイヤの溶剤やオイルの成分が染み込んで

結局ダメなんですよね

もう諦めています。笑

 

さて、そんな私のお肌事情は置いておいて、笑

 

本日はタイヤワックスについての記事です!

 

 

昨年ぐらいからチラホラと

「ワックスでタイヤがひび割れるって本当ですか?」

「ワックス塗らないで、タイヤがダメになるから」

と2~3か月に1回ほど言われるようになり

今日も塗らないでくれ!と言われてしまったので

ちょっと気になり

そのソースを私なりに調べてみました!

 

ざっと調べた結果なのですが、

石油系溶剤のタイヤワックスでは

内部の保護成分を過剰に吸い出してしまい

ひび割れが進行してしまう」

という文章が散見されたので、

それがミスリードされたまま

「タイヤワックスはひび割れを進行させる」という

文章で拡散されてしまったようですね。

 

実はタイヤワックスは大きく分けて

・石油系溶剤のタイヤワックス

・水溶性のタイヤワックス

2種類に分けられます

 

基本的に保護成分はシリコンと界面活性剤で

それを液体として溶けこます時に

水に混ぜるか石油系の液体にまぜるかの違いですが、

前述であったように石油系タイヤワックスは

タイヤ内の保護成分より強い油性をもつ石油系溶剤

親油性界面活性剤が配合されるため

油分の吸着性が格段に高くなってしまい

ひび割れを促進してしまう傾向があります

 

しかし水性では、溶かし込むベースが水であるため

石油系のように必要ない分まで吸い出すことなく

適度な保護状態が保たれるのです

 

ということは、、

 

 

こちらは当店のピットで使っている

業務用サイズのタイヤワックスの箱ですが、

 

 

赤く囲ったところに水性・液体とあるように

当店で使用しているワックスは

もちろん水溶性のタイヤワックスです!!!

 

 

そしてこちらは店頭で販売している

ブリヂストン印のタイヤワックスですが、

 

 

こちらもやはり水性ですね!

 

つまり、当店で取り扱っているワックスは

どちらも水性で無用なひび割れ促進はいたしません!

ご安心くださいませ!!!

 

※一応タイヤメーカーの担当から

石油系は良くないが水性は問題ない

という言質はとれています。

Webで上位に出てくる各ブログや記事でも

同じ様に裏取りをしている旨があるので

メーカーの共通認識で間違いなさそうですね。

 

今回は急ごしらえで作った記事なので

多少読み辛かったかもしれません。

すいませんでした。。。

 

それではまた次の日記でお会い致しましょう!

ご安全に!!

カテゴリ:商品案内 

担当者:しもだ