スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

ピンチカットしたタイヤのまさかの中身

2022年6月10日

みなさんこんにちは

突然ですがピンチカットしたタイヤの中身

どうなっているか見たことありますか?

 

先日、ちょっと不思議な形でピンチカットした

お客様のタイヤがあったのでご紹介いたします!

 

 

外見は割とおなじみになってきた

ピンチカットしてしまっての膨らみですね。

今回あまり写真を撮れていないのですが

このふくらみが全体的に67か所ありました

 

外面からパンク修理した跡もあったので

完全につぶれてしまった状態で走行してしまい

サイドのワイヤーにダメージが入ったのが

原因かと思われます。

 

が、最初にも記述した通りちょっと不思議なことが

 

通常、完全につぶれた状態で走行し

サイドにダメージが入ってしまうと

タイヤの外部に引きずり痕が付きます

 

↓こんな感じ

 

こうなっていれば確実に

バーストの危険性が高いため、

修理は不可になります

 

 

しかし、今回のタイヤに引きずり痕はなく

タイヤを剥がして内部を見てみると

 

 

想像以上の内部ダメージが。。

これはピンチカットもしますね

 

私自身、これまでそれなりの台数

パンク修理はしてきたつもりでしたが

こんな状態は初めて見ました。

まだまだ日々勉強ですね^^;

 

そして肝心のワイヤー損傷部

 

 

ゴムが剥がれたところから

完全にワイヤーが見えて

しかも千切れちゃっています!

これじゃ流石に車重と空気圧には

耐えられませんね。。

 

この件ではパンク状態での走行が

原因と憶測されますが

ピンチカット症状に関しては

縁石などにぶつけてしまった場合でも

同じような事象がタイヤ内部で起こります。

 

極稀にこの状態でもいいから

修理してくれ、とおっしゃる方もいますが

これを見ると「はい、わかりました。」とは

言えないですよね

 

過去にも数回ピンチカットについて

記事を書かせていただいている通り

今回見て頂いた状況からも

非常に危険な症状だということが

ご理解いただけたかと思います!

 

もし、同じようにタイヤがぷっくりと

膨らんできてしまったら

急いでご来店ください!!!

閉店ギリギリでもご対応致します!!!

 

それでは次の日記でお会い致しましょう

ご安全に!!

担当者:しもだ