ピンチカットしたタイヤのまさかの中身
みなさんこんにちは
突然ですがピンチカットしたタイヤの中身
どうなっているか見たことありますか?
先日、ちょっと不思議な形でピンチカットした
お客様のタイヤがあったのでご紹介いたします!
外見は割とおなじみになってきた
ピンチカットしてしまっての膨らみですね。
今回あまり写真を撮れていないのですが
このふくらみが全体的に6~7か所ありました…
外面からパンク修理した跡もあったので
完全につぶれてしまった状態で走行してしまい
サイドのワイヤーにダメージが入ったのが
原因かと思われます。
が、最初にも記述した通りちょっと不思議なことが…
通常、完全につぶれた状態で走行し
サイドにダメージが入ってしまうと
タイヤの外部に引きずり痕が付きます
↓こんな感じ
こうなっていれば確実に
バーストの危険性が高いため、
修理は不可になります
しかし、今回のタイヤに引きずり痕はなく
タイヤを剥がして内部を見てみると…
想像以上の内部ダメージが。。
これはピンチカットもしますね…
私自身、これまでそれなりの台数
パンク修理はしてきたつもりでしたが
こんな状態は初めて見ました。
まだまだ日々勉強ですね^^;
そして肝心のワイヤー損傷部
ゴムが剥がれたところから
完全にワイヤーが見えて
しかも千切れちゃっています!
これじゃ流石に車重と空気圧には
耐えられませんね。。
この件ではパンク状態での走行が
原因と憶測されますが
ピンチカット症状に関しては
縁石などにぶつけてしまった場合でも
同じような事象がタイヤ内部で起こります。
極稀にこの状態でもいいから
修理してくれ、とおっしゃる方もいますが
これを見ると「はい、わかりました。」とは
言えないですよね…笑
過去にも数回ピンチカットについて
記事を書かせていただいている通り
今回見て頂いた状況からも
非常に危険な症状だということが
ご理解いただけたかと思います!
もし、同じようにタイヤがぷっくりと
膨らんできてしまったら
急いでご来店ください!!!
閉店ギリギリでもご対応致します!!!
それでは次の日記でお会い致しましょう
ご安全に!!
担当者:しもだ