ヘッドライトコーティング
2022年3月4日
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近年のクルマのヘッドライトレンズには、その大半にポリカーボネイトと呼ばれる樹脂製の材質が使われています。強度に優れアクシデントの際にもガラスのように破片が飛び散りにくく安全性が高いのですが、紫外線に弱く、擦り傷がつきやすいという弱点があります。そのため新車時には表面に経年劣化を抑える特殊なコーティングが施されていますが、長い間紫外線や外気にさらされ続けるとその効果が薄れ、ヘッドライトレンズが黄ばんだりくすみが出て、夜間走行時の安全性にも大きく関わります。このような劣化をクリーニングし、新車時のような輝きを取り戻す作業が「ヘッドライトコーティング」です。まずレンズ周りをマスキングテープで養生し、ヘッドライト専用のコンパウンド(研磨剤)で磨き、レンズ表面の黄ばみやくすみをきれいにはがします。さらに劣化の進行を抑えるためにコーティング剤を塗布することで、クリアになったレンズをしっかりと守ります。
カテゴリ:ヘッドライト磨きコーティング
担当者:越智