エンジンオイルのベースオイルとは?
エンジンオイルはベースオイルと添加剤を、
用途に応じて配合し、製品として仕上げられています。
化学合成油
原油に高度で複雑な過程を施して精製し、不純物を可能な限り排除した高純度のエンジンオイルを「化学合成油」または「100%化学合成油」と言います。寒い時期でもエンジンの始動性が良く、耐熱性も高いのでオイルの劣化がしにくい上に、蒸発性も低いのでオイルがムダに蒸発することがないのも特徴です。高性能、高品質ゆえに値段が高いのがたまにきず。
部分合成油
部分合成油は鉱物油と化学合成油の混合オイルです。その成分の多くは鉱物油ですが、鉱物油の特徴である酸化が早く劣化しやすい点や低温始動時など、鉱物油が苦手とする部分を化学合成油の成分で補うよう設計されています。部分化学合成油の中の化学合成油の配合は20%以上と決められており、化学合成油の性能にどれだけ近づくことができるかが部分合成油のポイントとなります。値段は化学合成油ほどではありませんが、毎日長距離走行する車や、高速道路に乗る機会が多い車におすすめのベースオイルです。
鉱物油
鉱物油は原油を蒸留して精製された昔ながらのエンジンオイルです。少し前までは一番普及していたベースオイルじゃないでしょうか?こちらは価格が安い分、耐熱性能や酸化に弱いのが特徴で化学合成油に比べると分子構造にばらつきが多く、エンジンの始動性や燃費、維持などは劣りますが、こまめに交換すればなんの支障もなく走行できるレベルの品質は維持されています。
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カテゴリ:エンジンオイル徒然日記