スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

神奈川県最高峰 蛭ヶ岳へ! 過酷な大倉ピストンで

2017年6月7日

先日久しぶりに定休日以外にお休みをいただきましたので、山へ行ってきました。

もちろんお休みは一日だけですので、今回も「丹沢」へ日帰りの山行です。

毎回丹沢ばかり行っているので、全国各地の有名な山を登っている人から「池田さん、もう少し他の山も行ってみたらどうですか?」なんて言われることが多くなりましたが、個人的にはこの「丹沢」が大好きですし、何より「丹沢」には色々な山があり、まだまだ全て制覇しているわけではないので、何度訪れても飽きない自分にとってはお気に入りの場所です。

そんな今回の丹沢登山では、丹沢山系の中でも最も標高の高い「蛭ヶ岳」を目指すことにしました。

実は、私が初めてこの「丹沢」を登った時に、山小屋の方に「若いんだから蛭ヶ岳まで往復するくらいじゃなきゃ!」と言われたことが大変印象に残っておりました。

初めての登山でヘロヘロになりながら山頂にたどり着いたのに、そのさらに数キロ先にある山まで行ってこいとは・・・

その時から「いつかは自分もその先に行こう」と心に決めていました。

そして今年、満を持して「大倉~塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳」ピストンにチャレンジしてみました。

総歩行距離26キロの過酷な山行です。

 

この日も早朝4時に起床し、5時15分!いつもの登山口から行動開始です。

 

 

もう何回も登っている「大倉尾根」ですので、いつものペースで快調に登っていきます。

 

天気も良く、なかなかの登山日和です。

富士山も神奈川県の街並みもこの時間まではとても綺麗に見えていました。

 

 

今回はさらに奥まで歩くため、途中少しペースを抑えながら登りましたが、気が付いたら2時間10分で最初の山「塔ノ岳」に到着していました。

 

これで12回目の「塔ノ岳」です。

朝早いこともあり山頂には誰もいませんでした。 貸し切り状態です。

 

少し休憩して、さらに次の山を目指します。

ここから先もすでに何度も来ている場所ですので、気持ちよく尾根歩きを楽しむことができました。

 

途中「トウゴクミツバツツジ」と「シロヤシオ」が綺麗に咲いていて、テンションがさらに上がります。

 

 

ほとんど休憩することなく40分ほどで第2の目的地「丹沢山」に到着しました。

本来であれば「日本百名山」の立派な看板があるのですが、老朽化なのでしょうか?看板が外れていました。少し残念です。

 

(以前はこんな綺麗な標識がありました。)

 

ここでも山頂には自分一人です。 貸し切り状態で優越感に浸れますが、少し淋しさを感じてしまいます。

 

そして、いよいよここからが本日のメインイベント! 最終目的地「蛭ヶ岳」へ出発です。

標識には3.2Kmと書いてあります。 多少の不安はありましたがまだまだ体力的には問題がなかったのでそのまま進むことにしました。

 

「丹沢山」から「蛭ヶ岳」までのルートは「なかなか過酷」と聞いていましたが、やはり登ったり下ったりの連続でかなりの体力を使います。

 

しばらく歩くと遠くに山頂が見えてきますが、あまりの遠さに「あそこまでいくのか?」と心が折れそうになります。これから進むアップダウンの激しい登山道もはっきり見えるので、ここからは体力というよりメンタルとの勝負かもしれません。

それでもこの日は天気が良く、日差しは多少強かったものの、時々涼しい風が吹いていて気持ちよく歩くことができました。

 

途中「足を滑らせたら大惨事だな!」と思うような箇所もあります。

 

そして午前930分 神奈川県最高峰の山「蛭ヶ岳」に到着しました。

標高は1672.7メートル!! 神奈川県で最も高い場所です。

朝早いこともあり、ここでも山頂には自分一人でした。

 

持参した軽食とエネルギー補給のゼリーを口に入れ、15分ほど山頂を満喫して、来た道を引き返すことにしました。

目的を達成してしまったので、来る時とは明らかにテンションが違ってしまいます。

「あ~あの道を戻るのか~」と口に出しそうになるのをぐっとこらえて、黙々と来た道を戻りました。

 

帰り道ではこれから各山の山頂を目指す多くの登山者の方に会い、少し会話をさせていただきました。

ご年配の方々ばかりで、70代後半の方もいたのですが、皆様元気に山登りを楽しんでいて驚きました。こんな大変な丹沢登山を高齢になっても楽しめるなんて・・・自分が歳をとった時果たしてできるだろうか? 思わず想像してしまいました。

 

 

午後1時、無事に下山し今回の山行は終了です。

 

 

総歩行距離26キロ、8時間の山歩きでした。

非常に疲れましたが、凄い達成感と充実感でいっぱいの素晴らしい休日となりました。

 

登山はこれからがまさにベストシーズンだと思います。

今年は念願の「〇〇岳」に挑戦予定ですので、その前にちょうどいい訓練ができたように思います。

また素敵な山に登りましたらご報告いたします。

 

担当者:池田

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