免許の更新
自動車免許の更新に行ってきました。
こう見えても「優良運転者」です。 5年間「無事故・無違反」ということになります。
仕事柄、車を運転する機会は多いですが、最近ではプライベートはもっぱら電車移動が多くなりましたので「無事故・無違反」もなんとなく説明が付きそうです。
そんな「優良運転者」は最寄りの警察署で更新手続きができるわけですが、「優良運転者」だというのに古い警察署内の「留置場」のような、コンクリートむき出しの寒い部屋の中で、「薄型」とは決して言えない古臭いTVを前に、30分程度の「講習」を受けなければいけません。
講習を受けることになんの抵抗もないのですが、狭く汚く、寒い部屋で30分も拘束されるのはあまり気分のいいものではありませんね?
それでもしっかりと安全運転に関する講習を受けて手続きは終了となりました。
そう言えば、講習の中で講師の方が非常に興味深い話をしてくれたのでご紹介します。
新聞やニュースではすでに報道されていますが、2016年の全国の交通事故で亡くなられた方は、前年比213人減の3904人だったそうです。
1949年以来67年ぶりに4千人を下回ったみたいです。
ちなみに、1970年(昭和45年)の交通事故で亡くなった方は16765人もいたそうです。
車の安全装置の発達や、道路環境の整備などが進んでいることが理由みたいですが、それでもまだまだ多くの人が交通事故で亡くなられています。
昨年は当店の近くでも2件の交通死亡事故がありましたので人ごととは思えません。
しかも、昨年交通事故で亡くなった方の半数以上が65歳以上の高齢者の方々だったそうです。
高齢ドライバーが加害者になる事故が日々報道されていますが、被害にあわれている高齢者も多く存在するということです。
車の安全装置はどんどん進化していますし、これから死亡事故はますます減少すると思いますが、やはり最終的には人間が運転するものですので、事故が起きるか起きないかは、運転する人の力量によるところが多いのが事実です。
自分も職業柄、車の運転には常に気を付けていますが、これからも気を引き締めてハンドルを握ろうと思いました。
担当者:池田