ハブボルトが潰れてしまうと大変なことに
2020年11月28日
先日、タイヤ交換の最中に一つだけなかなか外れないナットがありました。
経験上これはナットが斜めに入ってしまってハブボルトがなめているようなので、インパクトではなく十字レンチで外していきます。
斜めに入ってしまいなめたハブボルトがこんな感じです。
こちらが正常についていたボルトです。
ボルトの切れ目が完全に潰れてしまっています。
これをナットがきちんと取り付けできるようにネジを立て直していきます。
使う工具は「タップダイス」と言われるものです。
これを潰れたネジのところに咬ませて、グリグリと押し込んでいきます。
何回かしていくうちに切れ目が復活するので、ナットが正常に入るかどうか確認をして終了です。
タイヤを留めている重要な部品です。
お客様自身が気づくことはかなり難しいです。
そういった作業ミスが当店では発生しないために、しっかりと作業をしています。
ご来店お待ちしております!
担当者:西澤