◆フォルクスワーゲン イオス 雨漏り修理◆
フォルクスワーゲン イオスの雨漏り修理って事で、久しぶりのマニアックネタになります^^;
イオスとはフォルクスワーゲンのハードトップオープンカーです。
そしてオープンカーと言えば、雨漏りしないの?なんて思われたりしますよね。
結論から言いますと、します!!
でも原因さえわかればぜんぜん怖くないですよ^^
と言うことで、今回はイオスの雨漏りについて書いていきますね。
イオスはAピラー周辺だけでも3ヶ所雨漏りを起こす部分を確認したので、それぞれの対策法をご紹介していきます!!
①ここは定番の場所でAピラーの内張りを剥がすと排水用のホースがあり、このホースの継ぎ目から水がにじみ出てしまうのが雨漏りの原因になるのです。
対策法は自己融着テープ(ブチルテープ)でホース継ぎ目をグルグル巻きにする事です!
【施工後】
②続いて①と同様場所から雨漏りするもう一つの原因です。
下の画像はルーフとAピラーが合体する部分です。
矢印で示した部分の滑りが悪くなってくると、上手く密着出来なくなり雨漏りの原因となってしまうのです。
ルーフ側はゴムなので、ゴム製品にも使用出来るシリコングリスを定期的に塗るだけでOKです!!
最後の③は原因を突きとめるのにかなり時間が掛かってしまった場所です。
まずはサンルーフ脇の内張りを全部外さなくていいのではぐってみます。
この隙間から覗いてみると、サンルーフのレールと②のゴム部品が接続されているのが見えます。
問題を起こすのが画像中央に張り付いている黒い塊です・・・
ゴム部品とサンルーフレールの隙間をブチルで埋めているだけの・・・な仕様です^^;
処置前はこんな感じになっていました(運転席側)↓
これじゃあ雨漏りしますよね^^;
ブチルなのでドライヤーを当てて、柔らかくなった状態で隙間に押し込めばOKです♪
①は一回処置してしまえばほとんど漏れる心配はないと思いますが、②③については定期的な点検メンテナンスが必要になると思います。
担当者:山田
◆NISSAN デイズ アライメント調整◆
NISSAN デイズ アライメント調整です。
昨年、スタッドレスタイヤへの交換でご来店頂いた時に、夏タイヤの前輪外側がささくれた様な異常摩耗を起こしていたので、アライメント調整をご提案させて頂き作業を実施致しました。
まずは測定をし異常摩耗を起こしている原因がないか確認していきます。
【調整前データ】
前輪のキャンバー角・トー角とも通常であれば特に問題ない感じ・・・
今回のデイズのお客様は、いつも当店でタイヤ交換やメンテナンス作業を行なって頂いているお客様なので、履歴を確認してみました。
夏タイヤは2019年4月にご購入頂き、現在まで約30,000km走行していましたが夏タイヤでの走行距離は18,800kmでしたので、このまま見過ごしてしまうとタイヤの寿命が短くなってしまうかもしれません。
と言うわけで、まずはタイヤの外側の負担を減らすためにキャンバーをいじってみます!
とは言えキャンバー調整を行える車ではないので、以前サービス事例でもご紹介した事のあるストラットボルトの遊びでキャンバー角がマイナス方向に動くか試してみました。
さて結果は・・・
ボルトの遊び程度の調整ですが、左側は少し角度つきましたね。
前輪キャンバー角の左右差はおっきくなってしまいましたが、走行に支障が出る程じゃないので外ベリ軽減のための調整をこのまま進めます!
キャンバーをいじるとトー角がかなりズレてしまうのが下の画像でおわかりでしょうか。
続いてトー角をいじっていくのですが、外ベリを軽減出来ても内ベリしたら意味がないので、今回は左右トー角は0度に設定しました。
調整後は異常がないか試乗させて頂き終了となります!
アライメントについてのご相談などはタイヤ館六日町にお任せ下さい‼︎
担当者:山田