サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

GT-R(R35)2019年モデル アライメント調整!!

【日産 GT-R タイヤ・ホイール関連 > 4輪トータルアライメント調整】
2020年11月6日

本日は日産のスーパースポーツ!

GT-R R35のアライメント作業のご紹介です!!

車高調・GTウイング・カナード・リップととてもカッコイイ一台です(^▽^)/

 

さて、タイヤを外してみると・・・

 

R35はセッティング上どうしてもタイヤが内減りしてしまいます・・・

この車両も走行約2万キロでフロントがこの通り↓

 

サーキットタイムを重視したセッティングが故になのですが

街乗りとなると、タイヤの寿命も短くなってしまい

非常にネックになります。

そこで今回、アライメントをリセッティングし街乗り向けの数値にしていきます!

 

まずはタイヤを組替えしていきます!

 

 

続いてアライメント作業の準備に入ります。

 

GT-R R35のアライメント作業で大変なのが

 

フロントからリアまでを覆うアンダーパネルの取り外し(;'∀')

 

 

大部分を覆うパネルなのでビスやクリップの量もかなりあります・・・汗

これを全て外していきます

 

 

外したビスたちです↓

 

 

これでやっとアライメント作業に移れます(;´Д`)

 

まずは測定から!!

測定結果はコチラです

 

フロント・リア共にトーアウトなセッティングに・・。

車高調で車高も下がっているのでキャンバーもかなりネガティブキャンバーになっています。

この数値だとやはり内減りは促進されますね!

理想は前後共にキャンバーを+0°30程起こしたいとこです・・・が!!

車高が下がっている事もあり、現状の数値以上+には調整できませんでした(´;ω;`)

アーム付け根にある偏芯カムにて調整するのですが出来る範囲は限られているので

今回のように理想どうりに調整出来ないパターンはよくあります。

 

なので今回はキャンバーはそのままに

トーをトーイン寄りに調整する事にしました。

 

調整後はこうなりました↓

 

 

トーアウトではなくなったのでタイヤも以前よりは持ちそうです!!

GT-R R35オーナーの方で、街乗りメインで乗られている方!

タイヤの内減りが気になるようでしたら、是非ご相談ください!!

ただし、初期モデルはフロントキャンバー調整が出来ない個体がありますのでご注意ください。

 

 

ご依頼、ありがとうございました!!!

担当者:森川