サービス事例 / 2023年6月24日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

【BMW X3】タイヤ交換作業(ブリヂストン POTENZA S001 RFT)

【BMW X3 タイヤ ランフラットタイヤ取扱】
2023年6月24日

BMWのSUV「X3」のタイヤ交換作業です。ランフラットタイヤが標準装備なので交換するタイヤもランフラットタイヤの「ブリヂストン POTENZA S001 RFT」。

 

 

<<作業詳細>>

 

車種:BMW X3
タイヤ銘柄:ブリヂストン POTENZA S001 RFT
タイヤサイズ▼
 フロント:235/45R19
 リ  ア:275/40R19

 

BMWは多くの車種にランフラットタイヤが標準装備となっています。今回のランフラットタイヤ交換も新車から装着していたタイヤと全く同じタイヤを取り寄せさせていただきました。

 

ランフラットタイヤとは?

ブリヂストンの「ランフラットテクノロジー採用タイヤ(=以下ランフラットタイヤ)」は、パンクなどによって空気圧がゼロになってしまったとしても、時速80km/h以下で80kmの距離を走行することが可能です。そのため、突然パンクしたときでもハンドルをとられることなく、安全な場所まで走行することができます。また、ランフラットタイヤには、スペアタイヤが不要になるという大きなメリットがあります。

 

ランフラットタイヤのメカニズム。ランフラットタイヤには、タイヤのサイドウォール部分を「サイド補強ゴム」で補強した「サイド補強型」が採用されていて、空気圧がなくなった場合は補強ゴムが荷重を支えます。乗用車用のランフラットタイヤには一般的に用いられる構造です。

また、空気圧が失われた際はタイヤが変形、発熱します。そのため、ビード部分の強度を高めるビードフィラーに低発熱性のゴムを使用し、発熱を抑制。さらに、パンク時にタイヤがホイールから外れることを防ぐため通常よりも太いビードを使用するなど、さまざまな技術の採用によってパンク時の走行を可能にしています。

なお、一般的なタイヤと一部構造が異なるため、ランフラットタイヤの交換時には専用の機材が必要になります。交換、買い替えをお考えであれば、一度タイヤ館安城店までご相談ください。

 

※ブリヂストンでは、実車試験、またはISO規格に基づいた室内ドラム試験において、速度80km/hで80kmの距離を走行可能なランフラットタイヤについて「ランフラットテクノロジー採用タイヤ」という呼称を用いています。

 

 

▼タイヤの側面のこの柄は、「クーリングフィン」と言います。クーリングフィンは、タイヤサイド部の表面に設けたタイヤ径方向に延びる突起により、空気の乱流を促進してタイヤを冷却する技術です。パンクで空気圧がゼロで走行する際、クルマの重量を支えるタイヤ側面には非常に大きな負荷が掛かり発熱します。異常発熱を続けるとタイヤは破損・損壊しやすくなりますが、上記の通り「クーリングフィン」があることでタイヤが冷やされ異常発熱とタイヤの破損・損壊を抑える役割を担ってます。

ランフラットタイヤの交換作業はタイヤが非常に硬いため高度な技術が必要となります。一般的なタイヤに比べ作業時間が倍以上掛かる場合があります。

 

 

 

タイヤ館 安城
住所:446-0059愛知県安城市三河安城本町2-7-23
電話番号: 0566-77-7911
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カテゴリ:ランフラットタイヤ 輸入車 SUV 

担当者:いがらし

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