タイヤ交換作業+アライメント調整作業 トヨタ・アルテッツァ
ひと昔に比べるとリアルスポーツタイヤを装着するクルマが
少なくなってきました。
そんな中、スポーツセダンで一世を風靡した
トヨタ・アルテッツァにサーキットで鍛え上げられた
ブリヂストンのスポーツタイヤブランド
『POTENZA(ポテンザ)』を装着させていただきました。
<<作業詳細>>
車種:トヨタ アルテッツァ(SXE10)
タイヤサイズ:215/45R17
タイヤ銘柄:ブリヂストン POTENZA(ポテンザ)REー71RS
ハイパフォーマンスカーのオーナーやスポーツ走行愛好層など
多くのユーザーから支持を受けた「RE71」、そして「RE-71R」。
その性能や情熱を引き継ぐ意味を込め、
「RE-71RS(R=Racing、S=Second/Sport)」と
名付けられましたが、最大の注目点はドライグリップを向上すると
同時に、ハイグリップタイヤとして高い耐摩耗性、耐久性を
実現していることです。ご好評をいただいていた従来品と比べ、
サーキット走行時の最速ラップタイムにて2.0%の短縮を実現し、
摩耗寿命を5.0%向上しています。
モータースポーツ用タイヤ開発で培った技術を駆使し、
路面との接地を高めるためにハイグリップポリマーを
配合したトレッドゴムを採用。
また、タイヤに求められる性能を最大限に高めるブリヂストン独自の
徹底したシミュレート&計測技術である
「ULTIMAT EYE(アルティメット アイ)」により、車両旋回中でも
最大限接地面積を確保できるようパタンや形状を最適化しました。
この最適化した「非対称パタン」や「非対称形状」により、
サーキット走行で重視されるドライ路面でのグリップ力と
コントロール性を高次元で両立するだけでなく、
ロングライフも実現しています。
タイヤ交換作業
走行距離197,050km。まだまだエンジンは快調です。
交換前のタイヤです。片側減っています。偏摩耗ですね。
タイヤ交換後、アライメント調整をして偏摩耗を改善を図ります。
↓ ホイールから古いタイヤを剥がし新品タイヤを
組み付けます。
スポーツタイヤはかなり剛性が高いため、
作業には経験とチカラが必要です。
↓ 新品タイヤを組み込む前に、
ホイールのリム部に付着したタイヤの跡を削り落とします。
タイヤ跡が残っているとそこから空気漏れする可能性が
あるためキレイに磨き上げます。
↓ バランス調整。走行中のハンドルのブレや振動を
抑える効果があります。
組み付けたタイヤ・ホイールをバランスを測定する機器に装着して
回転させバランスのズレを測定します。
↓ 計測してバランスがズレている分だけ
(ウエイト)重りで補正します。
ハブ部の防錆コート
サビはクルマにとって大敵。
故障や破損、トラブルの原因になってしまうことも
多いのです。
ハブ部(車両側とタイヤホイールとの結合部)
のサビは、ハンドルのブレや振動を引き起こす
ことがあり、安定走行を損なう可能性があります。
その対策として、タイヤ館安城店は
『ハブ部の防錆コーティング』をオススメしています。
ホイールのセンターキャップやカバー等の隙間から、
ハブ部に雨や水が浸入して、水が抜けきれなかったり
すると、サビが発生・進行します。
そのサビの影響でハンドルのブレ、振動は
起こったり、固着してタイヤホイールが
外れなくなったりします。
コーティング作業内容は、タイヤホイールをクルマから
外し、ハブ部に付着しているサビを削り落とします。
そして、サビの発生を抑えるコーティング剤を塗ります。
タイヤホイールを付け直し、完了です。
↓ 車両に取り付ける前に『ハブ部の防錆コート』
<<Before>>
↓ 1ヶ所ずつ丁寧に仕上げます。
↓ サビ落とし&防錆コート完了
<<After>>
アライメント調整作業
タイヤの寿命を延ばしたり、走行の安定さを
向上させたりする作業:「アライメント調整作業」
も同時に実施させていただきました。
画像のように各4つのタイヤ・ホイールにセンサーを
取り付け、タイヤの取付角度のミリ単位の数値を
測ります。
その数値が自動車メーカーが定める数値と比較して
正常値が異常値かをチェックします。
異常値だった場合、タイヤの早期摩耗や偏摩耗、
走行の安定さが欠けたりします。
それを緩和するのがアライメント調整作業。
異常値で調整が必要な場合は、熟練スタッフが
クルマの下に潜り、最適な数値に戻す調整作業を
します。
また、アライメントの不良は、
近年増え続けている「運転支援機能」が
搭載されている車両の、
自動ブレーキ
レーンキープ機能
車間距離キープ機能
自動運転機能
などのアシスト機能が正常に作動しない
可能性がありますので、
アライメント調整作業の重要性は
近年、より高まっています。
タイヤ館安城店では、タイヤ新品交換毎の
アライメント調整作業をお勧めしております。
最終仕上げ
タイヤサイド部にタイヤワックスを塗って
ピカピカに艶出しをしてホイールはキレイに
拭き上げをして完了です。
担当者:なかしま