こんにちは！　本日車検整備で入庫の軽トラックです。

　冷間時にエンジンが止まってしまうとのことです。

　点検してみると、キャブレター仕様のエンジンです。

　キャブレターとは、ガソリンと空気を最適な濃度に調整してエンジンに送り込む部品です。

　エンジンが冷えている間はエンジン回転を少し高めにしてくれるのですが、

　この機構に不具合があるようです。

　今回はリビルト部品でそっくり交換することにしました。

　交換後はエンストする事もなく、エンジンの調子も良さそうです。

　最近は電子制御のエンジンがほとんどで、キャブレターは少なくなっていますが、

　このキャブレター調整ひとつで同じエンジンでも調子が大きく変わるんです。

　ちょっと人間味の感じられる部品ですね。

　

担当者：加藤