スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

丹沢表尾根 丹沢山往復 その②

2013年9月30日

山頂での食事は何度行っても最高です。

空気がおいしいからなのか? 達成感からなのか? 

コンビニのおにぎりも絶品に感じてしまうほどです。

少し休みまして、最終目的地の「丹沢山」を目指します。

ここからは、それまでとはまったく違った歩きやすいルートです。

左手には絶景、右手には丹沢の大自然を見ながらひたすら歩きます。

そして40分ほどで「丹沢山」に到着です。

初めての丹沢山に娘はとても喜んでおりました。

山小屋で念願の山バッヂを買い、写真をたくさん撮りまして…丹沢山は終了です。

ここからは今来た道のりを引き返すだけです。

しか~し!! 人間の心理と言うのは非常に面白い!!

ここまでは期待に胸を膨らませ、多少疲れても元気に登って来ました。

本当に大変な場所も何とか乗り越えて来ました。

しかし…目的を達成してしまい、あらためてこれまでの道のりを想像すると…

しかも、その道をそのまま引き返すとなると…

「さ~来た道を戻るぞ!」と私が言った瞬間、娘の表情が変わりました。

明らかにテンションが下がっているのがわかります。

何回も登っている「大倉尾根」は基本的に山頂までは長い登りで、

帰りはスイスイ降ります。

しかし、今回のルートは登り降りを繰り返すルートです。来る時と同じ体力を要します。

それでも、車が止めてある駐車場まで戻らなければなりません。

ここからはまさに自分との戦いです。 

疲れて踏ん張りがきかなくなった足をひたすら前へ進めるしかありません。

娘の口数も減ってきましたが、お互い「もう少し!あと少し」と自分に言い聞かせながら「三ノ塔」まで戻って来ました。 後ろを振り返ると「塔ノ岳」が見えます。

あんなところまで行って帰ってきのか?? と驚くばかりです。

ここからはなんだか気持ちが楽になりまして、スピードも上がりました。

午後2時、無事駐車場まで帰還です。

8時間30分、往復約20kmの山歩きでした。

本当に疲れました。小学6年生の娘にはかなりキツイ山登りだと思います。

しかし、辛かったぶん娘と二人で大冒険をしたようないい経験ができました。

年頃になると一緒に出かけることもなくなるでしょう。

そういう意味では今回の山登りは想像以上に自分には

、娘とのいい思い出が作れた気がします。

体は疲れましたが、心は満たされました。

明日からはまた仕事に励みたいと思います。

担当者:池田

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