スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

ゴム硬度テスター

2016年11月23日

スタッドレスタイヤへの履き替えがまさにピークです!

雪予報が出たこともあり、本日も開店と同時に多くのお客様のご来店が予想されます。

混雑し、待ち時間が長くなることがあると思います。

お時間には余裕をもってお越しくださいませ。

そんなスタッドレスタイヤへの履き替え作業に大忙しのタイヤ館瀬谷ですが、履き替え作業はただ付け替えを行うだけではありません。

お客様がお持ちになったタイヤがきちんと使えるかどうか?を判断するのも大切な作業となります。

古くなっていたり、タイヤの残り溝が少ないスタッドレスタイヤは装着すると、かえって危険な場合もあります。

お客様の安心・安全のために履き替え作業時にはプロの目でしっかりとチェックを行っております。

特にスタッドレスタイヤの場合、夏用タイヤに比べ使用期限がシビアに設けられております。

新品時の溝から半分以上摩耗してしまうと、スタッドレスタイヤとしての機能が極端に低下するため使用には注意が必要です。

どのスタッドレスタイヤにも「プラットホーム」という使用期限の目安となるマークがついていて、それを見ながら確認することができます。

そして、スタッドレスタイヤの状態を判断するのにもう一つ重要になってくるのが「ゴムの硬さ」です。

スタッドレスタイヤは雪や氷の上でしっかりとグリップするよう「柔らかく」作られています。

この「柔らかさ」こそがスタッドレスタイヤにとって最も重要な要素になります。

しかし、スタッドレスタイヤを含め、タイヤはゴムでできているため、ある程度の年数が経過すると硬くなってしまいます。

そして、硬くなったスタッドレスタイヤはしっかりとグリップしてくれないため危険になります。

我々スタッフは「残溝」「柔らかさ」の両方をしっかりと点検するのですが、「柔らかさ」を点検する際にはこちらのテスターを使用します・。

「ゴム硬度テスター」です。

先端に細い突起があり、その部分をスタッドレスタイヤに押し当てるとゴムの硬さを計ることができます。

柔らかければグリーンのランプが! 少し硬さがある場合はイエローが! 完全に硬くなってしまっている場合はレッドのランプが光ります。

もちろんレッドのランプが光るほど硬くなったスタッドレスタイヤは交換をお勧めさせていただくことがございます。

これも安全のためだとご理解くださいませ。

スタッドレスタイヤは「柔らかさ」が命です!

気になる方はぜひ取り付け前に「ゴム硬度テスター」で点検を受けてみてはいかがでしょうか?

担当者:池田

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