スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

クリスマスですね

【ホンダ S2000 メンテナンス商品】
2019年12月25日

店長の宮本です。

 

本日は世間的にはクリスマスというそうですね。

 

年末の繁忙期を迎えたタイヤ屋さんでは、業務に必死でその恩恵には長らくかかわっていません(涙)

 

今年も年末寒波の影響で忙しく過ごしていますので、少しでもお客様に貢献できるよう全力で努めていきます。

 

ご来店の際は、時間に余裕をもってご来店をお願いいたします。

 

それでは本日の作業紹介です。

 

本業に必死ですと言いつつ、いろいろ相談を受けてしまうワタクシ。

 

今回の紹介は、いつも当店をご利用のS2000の常連様からのご依頼です。

 

この作業は11月に完了済みの物で、最近はこのような作業はお受けできていませんのでよろしくお願いいたします。

 

 

そんなわけで今回の作業は、クラッチのスレーブシリンダーの交換です。

 

 

AP2型S2000は、このシリンダーに遅延機構がありクラッチを乱暴に繋いでもエンストしにくい仕様となっています。

 

ところがスポーツ走行においてスパッとクラッチを繋ぎたいときにも、ゆっくりつながってしまうという弱点があったりします。

 

AP1用に交換するとそれを改善できるわけですが、クラッチホースのレイアウトが異なりオシャレではありません。

 

そんなわけでガレージアミス製のスレーブシリンダーを使うと、外観はAP2純正で中身は遅延機構無しの素敵な状態になります。

 

かれこれ10年前に装着した当パーツ。

 

最近クラッチの切れの悪さ感じる中で、リフレッシュするために新品交換&クラッチホースも交換することとなりました。

 

 

スレーブシリンダーはミッションケース横に装着されています。

 

 

ホースはお隣さんですね。

 

僕の体調不良意外には難しいところはありませんので、サクサク交換します。

 

その日は人手が足りなかったので、エア抜きの際はオーナー様にもご協力いただき申し訳ありませんでした。

 

外したスレーブシリンダーはこちら。

 

 

見た目には特に劣化は見て取れませんね。

 

 

フルードはいつも通りエンドレスのRF650を利用しました。

 

そんなわけで機能パーツにありがちな作業前と作業後で見た目は全く一緒です。

 

 

試乗後オーナー様から感想をいただくと、クラッチペタルのストロークとクラッチの動きがリニアにリンクするようになりずいぶん扱いやすくなったそうです。

 

このような地味ではありますが、ちょっとしたメンテナンスの積み重ねがサーキットを安心して攻めれる秘訣ですね。

 

今シーズンは地味な変更を積み重ねていますので、ベストタイム更新の報告を楽しみにしています。

 

今回もタイヤ館加古川中央店をご利用いただきましてありがとうございました。

 

 

カテゴリ:PITWORK メンテナンス 

担当者:宮本

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