夏の終わりに…
お盆が明けてから、一雨ごとに秋の足音が近づいて
来ている感じがしますね。今日なんかも風が気ちいい
一日です(^_-)-☆
過ぎ行く夏を惜しんで、ちょっぴり怖い話でも如何ですか?
それは去年の年末の出来事でした。
私は毎年、西武球場近くの神社に初詣に行きます。
その時もいつも通り夜中の12時過ぎから神社に向かい
お参りは午前1時を回った頃だと思います。
連れの女性がWCに行きたいと言い出し、神社の裏手にある
WCへ行きました。夜中とは言え新年ですから人もそれなりに
居ましたね。入口付近で待っていてと言われ、待っていました。
…しばらく待っていると一人の女性がWCへ入っていきました。
連れの彼女がWCに入ってから5分くらい待ってましたかね。
その間、WCからは誰も出てきませんし、後から入っていった女性も
出てきません。『う~ん、遅いなぁ』と思い始めたころ、携帯の着信。
彼女から電話です。『は?どうしたんだ?』と思い電話に出ました。
彼女『あのさ、WCの扉が開かないの!助けて!』
自分『はい?あ、でも今一人女の人が入ってるから…』
彼女『え?誰も入って来てないよ!個室は2つしか無いから居ればわかるよ!』
自分『えぇ?あ、そう。じゃぁ…失礼しますねーっ!』
と言いながらWCに入って見ると、確かに一つの個室が開いていて
中には誰もいませんでした。(おかしいなぁ…)
もう一つの個室は扉が閉まっていて、中からドンドン!『早く開けて!』
『あぁ…はいはい!今開けますよ。』と言って思いっきりドアを引っ張ったら
スパーンッ!と勢いよくドアが開きました。あまりに強く引き過ぎて
勢い余って手を強打…『痛ててて…何だよ、簡単に開くじゃんよ。』
『違うの!本当にさっきまでは外で誰かが押さえているみたいに動かなかったの!』
ま、確かに寒い中、都合10分程WCに居た事になりますから…冗談ではなさそう。
でも、中に入って行ったあの女性はどこに行っちゃったのかな?
もしかしたらあの女性が扉を外から押さえていたのかも…
担当者:河野