スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

【注意】!応急用タイヤは!【注意】

2013年5月26日

こんにちは~チーフの輪千で~す(^O^)

本日パンクでご来店されたお客様が装着されていた

テンパータイヤが衝撃的でしたので情報共有です\(゜ロ\)

写真上がそのタイヤでして、その下の写真はタイヤが

地面と接している部分、トレッド部のアップ画像です。

見事にセパレートしていて(セパレートとはタイヤのゴムと

コード・スチールベルトの剥がれてしまっている状態を言う)

あとほんの僅か交換が遅ければテンパータイヤもバーストして

しまっていたのは言うまでもありません。この状態で420Kpsもの

空気を充填と言うのは正に自殺行為です!すぐに空気を抜きたい

位の状況なんです(>_<)破裂したら命に関わる重篤災害になります!

特に最近のお車は殆どがテンパータイヤ(正確にはテンポラリー

タイヤ=テンポラリーとは間に合わせの意味です。スペア=予備

と言う事なので、純正装着と同じサイズのタイヤが本当のスペア

となり、写真のようなものはテンポラリータイヤなのです。)

となっており、ご覧のように純正と比べると非常に細く軽く作ってあり

収納に優れた作りになっているんですが、なにせ細く心もとない

つくりのタイヤですから出来る限り駆動輪には装着せずに、

FF車ならばリアに装着するのが望ましいです。

場所や状況にもよって致し方なしに駆動輪に装着した場合は

速やかにパンク修理・タイヤ交換を出来る工場へ移動し修理を

受けなければなりません(>_<)もちろん、そうでない場合も速やかに

タイヤの修理・交換は必要となりますが…

今回の例は、非駆動輪に装着されていましたが溝が結構摩耗して

いましたし、空気圧も3kps程度しか入っておらず製造から10年以上

経過してしまっていましたので、空気圧不足と劣化及び過剰な負荷が

原因ではないかと推測されますね。

どうしても普段ほとんど使用しないテンパー・スペアタイヤは

その製造年月日にまでは気が行き届きませんが、やはり10年以上

経過した応急用タイヤは注意が必要です(^_-)-☆

そして、応急用タイヤに交換した際にはあまり走らずただちに

修理・交換をお受けになってくださいね(^0_0^)

専門用語を多用してしまいましたので、関連リンクをご参照ください!

担当者:輪千

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