スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

タイヤのひび割れにも、お気を付けください!

2023年9月28日

長野県 上田市 タイヤ館 上田店 を

いつもご利用いただきありがとうございます。

 

タイヤが劣化していて交換が必要です。

ひび割れが起きているので、今すぐ交換が必要です。

車検、点検、タイヤ交換、給油の際に

こういったことを言われた経験をお持ちの方も

多いのではないでしょうか。

タイヤの地面と接地する部分を拡大しました。

小さいシワのような跡。これがひび割れです。

 

進行してしまうと

より大きいひび割れになっていきます。

 

 

ひび割れを進行させる原因は大きく5つあります。

 

①経年劣化

1番多くある要因です。

一般的に、タイヤの交換年数の目安は3〜5年ですが

走行路面や距離によって、大きく変化します。

 

②空気圧不足や過積載等による過負荷

タイヤは空気圧により、重さに耐える力を発揮します。

空気圧不足、過積載は

常にタイヤを変形させたまま走行させることになります。

これはタイヤへの大きな負担となり、劣化を進行させます。

 

③過度な洗車

タイヤは様々な成分、化学薬品を化合させている

ゴム製品なので、過度な洗車によって

ひび割れを抑制する成分や油分が

洗い流されてしまう可能性があります。

 

④直射日光、紫外線を多く浴びる場での保管

日光や紫外線に長い期間、晒されると

高温になり、化合成分が気化し

タイヤの劣化を大きく進行させてしまいます。

 

⑤車の使用頻度が少ない

意外な理由かもしれませんが、タイヤは走行することで

熱による温度変化や路面からの衝撃による変形を

繰り返し起こしています。

それを利用し、タイヤの内部から

劣化を抑える成分が滲み出るようになっています。

使用頻度が低いと、劣化を抑制する成分が出にくくなり

結果的にひび割れを進行させてしまいます。

 

 

ひび割れ=危険ということに違いはありませんが

実際は、ひび割れがバースト(タイヤの破裂)に

直接作用するとは言い切れません。

基本的に

ひび割れが進行すると、ひび割れた部分から

雨などにより水分が内部に浸透し

タイヤを構成する骨組み部分の劣化を早め

結果的にバーストに繋がります。

※ひび割れの進行があまりにも著しい場合や

ショルダー部・サイドウォール部に

深いひび割れがある場合は

直接的に作用しバーストすることもあります。

 

ですが、気付かないうちに進行しているのがひび割れ。

タイヤ全体に広がるので、どのタイミングで

水分が浸透してしまうかは、はっきりとわかりません。

ですので、ひび割れを発見した際は

経過年数や普段のタイヤの状態を踏まえ

早めの交換が安心・安全です。

 

 

ひび割れはなかなか判断が難しいですが

セリアル(タイヤの製造年)をひとつの目安とする方法もあります。

タイヤの製造年(セリアル)は上の写真の方法で

確認することができます。

2000年以降では

上2桁が製造週。

下2桁が製造年(20○○年)です。

写真は【4116】なので

2016年 41週目のタイヤになります。

 

 

タイヤ点検は

ポイントをしっかり抑えて

タイヤの状態を把握することが大切です。

今のタイヤの劣化具合、残溝状況、製造年等を踏まえ

さらにお客様の走行シーン、走行距離を元に

タイヤ選びを行わないと

お客様に合ったタイヤでなくなってしまい

思うような性能を得られなくなってしまいます。

 

 

タイヤ館上田では、無料でタイヤ点検を行い

さらに空気圧点検も同時に行わさせていただきます。

受付スタッフは実際に作業を行う、経験あるスタッフが

行いますので、細かな点検内容やタイヤに関しての

ご心配事もお気軽にご相談ください!

タイヤ点検はもちろん、タイヤの心配事は

どんなに些細なことでも、お気軽にお問合せください。

 

 

 

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担当者:碓井