サービス事例 / 2023年1月6日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

HONDA フリード GB3 ATF(オートマチックトランスミッションフルード) 交換☆

【ホンダ フリード メンテナンス商品 オイル関連 > ATF交換】
2023年1月6日

 

THIS IS サイコーにちょうど

いい HONDA‼

自分の中ではかなり印象的なTV

CMのキャッチフレーズでした。

見た目はコンパクトカーながら

MAX7人乗りのグレードがあり

なおかつ二列目はスライドドア

という、そのパッケージングも

かなり革新的なクルマですよね!

 

そんな初代フリードのメンテナンス

ATF(オートマチックトランスミッションフルード)交換

を承りました☆

「ATF」とはオートマチック・

トランスミッション・フルード

略で、車が加速するに伴い速度に

あったギアチェンジをするための

「作動油」でして、同時にギアの

摩擦によるミッションの発熱を抑え

内部の清浄も担っております。

よく、交換するべきか否かを問われる

オイルなのですが、何故「交換しない

方が良い」などと言われるのか・・・

 

オートマミッションは内部がギアと

ATFによって満たされています。

ATFの油圧の変化によって速度に合う

適正なギアに変速するのが最大の役目

です。

そして、走れば走るだけギアの摩耗

による鉄粉が発生し、それがオイル

内に漂いオイルパンの底に沈殿して

行きます。

そういったヘドロ状のスラッジが

内部の細い循環経路に詰まったり

すると作動油の流れが滞り、変速

時のショック、パワーの伝達ロス、

燃費の悪化、最悪は変速しなくなる

といった不具合が起こるリスクが

生じてしまうのです。

ですからオイルの汚れがひどくなる

前に2~4万kmごとに交換するのが

望ましいのです。

汚れ切ったオイルで危ういバランス

が保たれている状態が、綺麗な新油に

突然替わると、新油の急激な清浄作用

でスラッジがかえってミッション

内部に拡散し、ソレが細い循環経路

に入って詰まってしまうと、突然

フルード交換後にオートマの不具合

が発生する恐れが生じます。

ソレが長距離ATF交換してない車

で交換を実施する際の最大の不安

材料なのでございます‼(怖)

 

 

 

ですが、こちらのフリードはトータルで

走行距離26800㎞

上記した不具合などを考える必要は一切

ないと言えるでしょう。

ベストタイミングでございます♪

 

 

お入れ致しますのは

A.S.H VFS ATF

エンジンオイル同様、ポリマーに極力

頼らず生成されたフルードはギアの

変速時のショックを出さないのは

もちろん、滑りによる動力の伝達

ロスを低減!

加えて熱による性能の低下を抑え、

優れた性能を長期間維持する事が

できるのです☆

 

 

今回は低走行ですし、3Lの交換

で十分です。

 

 

コチラは抜き出した旧油。

走ったなりの汚れ方ですかねぇ。

 

 

やはり新油の色は透き通ってます!

最後に変速をキチンとするか、試走

にて確認・・・

うん、絶好調です‼

 

 

結果として、オーナー様の交換に踏み切った

今回は上記しましたが、ベスト・タイミング

でしたね♪

 

カテゴリ:メンテナンス 

担当者:登坂

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